今週のデータ解析
第69回 東京優駿
3歳オープン（ＧT）(指定・定量)
5月26日 東京競馬場 芝左2400b　牡57kg　牝55kg


馬　名 斤量 騎手 前 走
ヤマノブリザード 57 柴田善 青葉賞／３着
ノーリーズン 57 蛯名 皐月賞／1着
タニノギムレット 57 武豊 NHKマイルC／３着
ダイタクフラッグ 57 江田照 皐月賞／4着
アドマイヤドン 57 藤田 皐月賞／７着
テレグノシス 57 勝浦 NHKマイルC／１着
モノポライザー 57 後藤 プリンシパルS／３着
マチカネアカツキ 57 デザーモ プリンシパルS／２着
ファストタテヤマ 57 安田 京都新聞杯／１着
メガスターダム 57 松永 プリンシパルS／１着
シンボリクリスエス 57 岡部 青葉賞／１着
チアズシュタルク 57 石崎 京都新聞杯／11着
サンヴァレー 57 田中剛 プリンシパルS／４着
サスガ 57 安藤勝 皐月賞／６着
バランスオブゲーム 57 田中勝 皐月賞／８着
バンブーユベントス 57 村田 青葉賞／２着
タイガーカフェ 57 四位 皐月賞／２着
ゴールドアリュール 57 上村 端午S／１着

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆消去データ（過去10年）
 @前走負けていた馬（皐月賞出走組を除く）
 　サンヴァレー・バンブーユベントス・マチカネアカツキ
A前2走に二桁着順のあった馬
 　サンヴァレー・チアズシュタルク・ファストタテヤマ・モノポライザー・ヤマノブリザード
B前走2000b未満に出走していた馬
 　ゴールドアリュール・タニノギムレット・テレグノシス
C前2走でダート戦に出走していた馬
 　ゴールドアリュール
D皐月賞一桁着順を除く2000b以上戦で未連対の馬
 　ゴールドアリュール・サンヴァレー・テレグノシス・ヤマノブリザード
E皐月賞7着以下でダービーに直行
 　アドマイヤドン・バランスオブゲーム
F前走、皐月賞以外でアタマ差以下の辛勝だった
 　ファストタテヤマ
Gシンザン記念馬
 　タニノギムレット
　→クリアしたのはサスガ、シンボリクリスエス、タイガーカフェ
　　、ダイタクフラッグ、ノーリーズン、メガスターダムの6頭。


◆好走データ（過去10年）
 @1番人気は【６３１０】
 　タニノギムレット
A芝連勝馬、連対率100％馬
 　シンボリクリスエス・マチカネアカツキ
B2000b重賞の勝利馬
 　チアジュシュタルク・ノーリーズン・バランスオブゲーム・メガスターダム
　→データはシンボリクリスエス、ノーリーズン。


◆穴データ
 @3ヶ月以上の休養経験馬
 　アドマイヤドン・シンボリクリスエス・バランスオブゲーム・マチカネアカツキ
Aリアルシャダイなど長距離血統の配合された馬
 　シンボリクリスエス・ファストタテヤマ・バンブーユベントス
　→シンボリクリスエスの一発注意。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率60％以上
 　サンヴァレー・シンボリクリスエス・チアジュシュタルク・テレグノシス
　・バンブーユベントス・マチカネアカツキ・メガスターダム
A芝2200b以上連対率100％
 　サスガ・シンボリクリスエス・ファストタテヤマ・バンブーユベントス
　・マチカネアカツキ・メガスターダム
　→シンボリクリスエス、バンブーユベントス、マチカネアカツキ、メガスターダム。



問答無用の二冠制覇！　ノーリーズン最高の栄誉を

レース概況
　今年で69回目を数える競馬の祭典、東京優駿・日本ダービー。 今春のクラシックは桜花賞、皐月賞、オークスと 3戦連続の万馬券決着となっているだけに、 ダービーが堅く収まるのか、大荒れになるのか注目が集まる。 去年からJRAの国際化計画に伴い、今まで出走できなかった外国産馬にも 2頭の出走枠が割り当てられることになった。 連対馬は皐月賞8着以内の成績を残しているか、 それ以外はいずれも前走が芝2000b以上のオープン戦1着だった。 1番人気馬は9連対と抜群の信頼性を誇るのに対し、 2番人気は【１２０７】。 馬連平均配当は5,530円で3桁配当は5回あるものの、 万馬券も2度飛び出している。

今週の結論
　5月26日は「競馬の祭典」ダービーの日だ。 すべての生産者、トレセン関係者のみならず、 普段は馬券を買わない一般市民も競馬に注目する一日。 どれだけＧTが叩き売りされるようになっても、 ダービーの価値だけは変わらない。どの馬に本命を打ったのか、 予想屋の記憶から何年経っても消えないのもダービー。 故にこのレースだけは印は考えぬいたものでありたいと願っている。 今年の本命は皐月賞馬ノーリーズンを指名する。 前走は抽選組だったために人気の死角となったが、 もともとデビューから武豊が手綱を取り連勝した好素質馬。 皐月賞の走破タイム、1分58秒5はコースレコードタイ。 馬場コンディションの良さから、これをフロック視する向きもあるが、 後半5ハロンすべてを11秒台を刻む芸当は並の馬にできるものではない。 姉に幻の桜花賞馬と言われたロスマリヌス、 近親にヤマニンパラダイスがいる奥深い血統的背景もある。 クラシック時期に素晴らしい成長を見せるブライアンズタイム産駒だけに、 皐月賞以上の能力を見せてくれるはずだ。 鞍上は今や武豊に次ぐ地位を確固なものにした蛯名正義、テン乗りも心配ない。
　相手にはチーム藤沢の秘蔵っ子シンボリクリスエスを推す。 青葉賞は弱い相手ながらも、前が開くのを待って抜け出す余裕の競馬。 これなら本番でも2分25秒前半で駆けられるはず。 距離が伸びるほど良いタイプで、底を見せていない魅力がある。 父クリスエスは馴染みが薄いかもしれないが、 BCターフを勝ったプライズドなど数々の一流馬を輩出している名種牡馬。 単穴は皐月賞、NHKマイルC3着のタニノギムレット。 前2走はもっとも強い競馬をしての3着だから、 世代ナンバーワンの評価は揺るがない。 しかし、何しろ年が明けて強行軍。 常識なら消しの一手だが、松田国師が確信犯だけに怖い。 以下、皐月賞2着のタイガーカフェ、 連対率100％のマチカネアカツキ、 2歳チャンプのアドマイヤドン、 府中ならテレグノシス、もう一点サスガまで。

確定後の結論
◎ノーリーズン 〇シンボリクリスエス ▲タニノギムレット
△タイガーカフェ △マチカネアカツキ △アドマイヤドン △テレグノシス △サスガ




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