今週のデータ解析
第47回 京王杯SC
4歳上オープン（ＧU）(国際・指定・別定)
5月12日 東京競馬場 芝左1400b　


馬　名 斤量 騎手 前 走
イナリコンコルド 57 江田照 マイルG（ﾀﾞ一五九）／８着
イーグルカフェ 59 郷原 マイラーズC／４着
エイシンルバーン 57 小林淳 都大路S／７着
グラスワールド 57 藤田 ダービー卿CT／１着
ゴッドオブチャンス 57 柴田善 マイラーズC／12着
ザカリヤ 58 後藤 ダービー卿CT／３着
ジョンカラノテガミ 57 佐藤哲 駿風S／２着
ゼンノエルシド 59 横山典 香港マイル／14着
ダイタクリーヴァ 58 松永 マイラーズC／８着
タマルファイター 57 丸山候 やまぶき（ﾀﾞ千五）／２着
ダンツフレーム 57 池添 マイルCS／５着
トウショウリープ 57 吉田 高松宮記念／７着
トロットスター 59 蛯名 高松宮記念／５着
ネイティヴハート 57 石崎隆 マイルG（ﾀﾞ一五九）／11着
ハッピーマキシマム 55 菊沢徳 京葉S／２着
ビリーヴ 55 福永 淀屋橋S／１着
マグナーテン 57 岡部 マイラーズC／５着
ワシントンカラー 57 勝浦 フェブラリーS／16着

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　 今週は制作者出張中のため、スピード指数の掲載はお休みさせていただきます。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆消去データ（過去10年）
 @前走が着外だったのは1頭のみ（タイキブリザードBC13着）
　イナリコンコルド・エイシンルバーン・ゴッドオブチャンス・ゼンノエルシド・ダイタクリーヴァ
　・トウショウリーブ・ネイティヴハート・ワシントンカラー
A前走、ダート戦出走馬（海外組を除く）
 　イナリコンコルド・タマルファイター・ネイティヴハート・ハッピーマキシマム・ワシントンカラー
B年明け2戦以上して未連対の馬
 　イナリコンコルド・イーグルカフェ・エイシンルバーン・ザカリヤ・トロットスター・ワシントンカラー
C前走で重賞連対していた馬を除く7歳以上馬
 　イナリコンコルド・ジョンカラノテガミ・タマルファイター・ワシントンカラー
D休養明け馬（ＧT馬を除く）
 　ダンツフレーム
E前2走とも1200b以下で敗退していた馬（ＧT馬・外国馬を除く）
 　ジョンカラノテガミ・トウショウリープ
　→完全クリア馬はグラスワールド、ビリーヴ、マグナーテンの3頭。
　→ゼンノエルシド、ダイタクリーヴァは前走着順だけが減点。


◆好走データ（過去10年）
 @前2走の芝マイルＧTで連対していた馬
 　ゼンノエルシド
A前走、芝マイル戦連対馬
 　グラスワールド
B前走勝利か重賞3着以内の4歳馬
 　ビリーヴ
　→データはグラスワールド、ビリーヴ。


◆穴データ
 @前走3着以内かつ重賞勝ちのある6歳以上馬
 　ザカリヤ・グラスワールド
A前走、オープンか条件戦勝利馬
 　ビリーヴ
　→グラスワールド、ビリーヴは穴データにも該当。

◆コース距離適性
 @東京コース連対率50％以上
 　ゼンノエルシド・ダンツフレーム・トウショウリープ・ハッピーマキシマム
A芝1400b連対率100％
 　ザカリヤ・ダンツフレーム・トウショウリープ・ネイティヴハート
　・ハッピーマキシマム・マグナーテン
　→トウショウリープ、ハッピーマキシマム、ダンツフレーム。



府中千四なら無敵！　韋駄天マグナーテン

レース概況
　安田記念の前哨戦、京王杯SC。平成6年に国際レースになり、 その年から3年連続で外国からの参戦馬が勝利した。 また、一昨年まで5年連続で外国産馬が連対をしており注意を払いたい。 1番人気は【４２１３】、2番人気は【２１２５】、両者の組み合わせで決まったのは一度だけだが、 1〜3番人気馬がそろって連対を外したことはない。 馬連平均配当は11,143円で8万馬券も飛び出している。 連対馬の主力は4歳世代で年長組は苦戦している。 意外なことに関西馬の勝利はない。

今週の結論
　ハイレベルのＧU京王杯SC。過去5年で4勝、10年で6連対というのだから、 藤沢厩舎の戦績は驚異的という他はない。 今年も有力馬を送り込んできたが、マグナーテンに食指が動く。 言わずもがな府中1400のレコードホルダー。 それだけでなく、昨夏の新潟の朱鷺Sでも1分19秒4 という驚異的なレコードを叩き出しているのだから、 この距離はよほど得意なのだろう。 父はダンチヒ、母は名牝マジックナイト（仏ＧT馬、 凱旋門賞・JC2着）という世界的スケールの配合で 潜在能力は相当なものを秘めているに違いない。 前走のマイラーズCは休養明けで息が持たなかったか、 ハイペースを先行して5着に敗れたが、叩き台としては申し分ない内容。 厳しい消去データも完全クリアしており、軸馬として推奨したい。
　相手は同厩舎のゼンノエルシド。 スプリンターズSでは大敗してみたり、 気性的にアテにならないところがあるのは事実。 ただ、前走の香港の殿負けはツメの不安によるもので度外視するべきもの。 ここはあくまで八分のデキだろうが、鉄砲は走るだけに軽視は禁物だ。 単穴に4歳牝馬ビリーヴを買ってみたい。 前走は準オープンながら1200で1秒もの差をつけて快勝。 サンデー産駒は本コースの実績は断然の最上位。 データも強力にプッシュしており、一発があるかもしれない。 次点にこちらもデータが推すグラスワールド。 前走から一気の斤量5キロ増になる分、印を下げたが 上記4頭の組み合わせが馬券的には面白い。 以下、府中1400は5戦5勝のトウショウリープ、巻き返し怖いゴッドオブチャンス、 バクシンオー産駒のハッピーマキシマム。

確定後の結論
◎マグナーテン 〇ゼンノエルシド ▲ビリーヴ
△グラスワールド △トウショウリープ △ゴッドオブチャンス △ハッピーマキシマム




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