今週のデータ解析
第回 フローラS
3歳オープン（ＧU）(指定・牝馬)
4月21日 東京競馬場 芝左2000b　牝54kg
3着までにオークス優先出走権


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
エプソムアクトレス 54 武士沢 ﾀﾞ３５ ﾀﾞ３８ ﾀﾞ４７ ﾀﾞ４８
グランバザール 54 勝浦 ﾀﾞ４９
サクラヴィクトリア 54 蛯名 ﾀﾞ３９ ﾀﾞ５４ ７５ A
シーディザブース 54 横山典 ５７ ５６ ６７ ７２ ６１ D
ダブルネーム 54 牧田 ６４ ６４ ﾀﾞ５１
ツルマルグラマー 54 田中勝 ３９ ７８ ６５ ６１ ６８ BY
ニシノハナグルマ 54 左海 ﾀﾞ５１ ﾀﾞ６１ ６５ ５９
ブリガドーン 54 岡部 ７０ ８４ ６４ ５９ ５９ X
マイネヴィータ 54 柴田善 ５２ ７１ ７１ ７５ ６４ CZ
マイネハルモニア 54 土谷 ﾀﾞ３０ ﾀﾞ４７ ﾀﾞ３０ ﾀﾞ ﾀﾞ４６
マイネミモーゼ 54 後藤 ６１ ５９ ６１ ５９
マチカネマワンカナ 54 梶 ﾀﾞ１０ ５７
メイセイプリマ 54 加藤 ７１ ６９ ６５ ﾀﾞ５８ ﾀﾞ６１
レアパール 54 小野 ﾀﾞ４０ ﾀﾞ４３ ﾀﾞ４０ ﾀﾞ３６ ５９

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、条件戦で未連対だった馬
 　ニシノハナグルマ・マイネミモーゼ
A前3走ともダート戦に出走した馬
 　エプソムアクトレス・マイネハルモニア
Bキャリア2戦以下馬、キャリア13戦以上馬
 　グランバザール・マチカネマワンカナ・メイセイプリマ
C1800b以上を未経験の馬（重賞勝ち馬を除く）
 　サクラヴィクトリア・ツルマルグラマー
D前2走とも着外だった馬
 　ツルマルグラマー
　→クリアしたのはシーディーザブース、ダブルネーム、ブリガドーン、
　　マイネヴィータ、レアパールの5頭。


◆好走データ（過去10年）
 @前走連対の2勝以上馬
 　レアパール
A前走連対の前2走とも1800b以上戦出走馬
 　エプソムアクトレス・ブリガドーン・レアパール
B1800b以上オープン戦連対経験馬
 　シーディーザブース・マイネヴィータ
　→データはシーディーザブース、ブリガドーン、マイネヴィータ、レアパール。


◆穴データ
 @芝で3着以内のある1800bダート戦勝利馬
　ダブルネーム（※中京ダート1700b）
A前走3着以内の年明けデビュー馬
 　エプソムアクトレス・ダブルネーム・マイネミモーゼ・マチカネマワンカナ
　→穴はダブルネーム。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率100％
 　マイネミモーゼ
A芝2000b連対率50％以上
 　ブリガドーン・マイネミモーゼ・レアパール
　→マイネミモーゼ。



名に恥じぬ走り！　忘れ形見ダブルネーム

レース概況
　一昨年までサンスポ賞4歳牝馬特別の名で行われていたオークストライアル。 例年、桜花賞組と忘れ草賞組の対決という構図だったが、 日程が中1週に繰り上がったことで、2年連続で別路線組同士の決着になっている。 。桜花賞、忘れな草賞を使ってきた馬は疲労が抜けきっているか 吟味する必要がある。開幕週の府中は前残りになる傾向が強く、 瞬発力と先行力が大きな武器になる。秋の天皇賞と同じ悪名高いコース は最初のコーナーがきつく、外枠の先行馬は位置どりに苦労するかもしれない。 スローペースの一団で流れる公算が高い。 1番人気は【４３１２】、2番人気は【１３０６】、馬連平均配当3,026円。

今週の結論
　低空飛行のまま大荒れ模様の続く牝馬クラシック戦線。 桜花賞も1、2着馬がオークス不出走を表明するなど、先は全く見通しがつかない。 今週のフローラSもＧUとは名ばかりの1勝馬のオンパレード。 芝で2勝をあげた馬がいないというのだから、どう狙って良いのか分からない。 開幕週の府中は先行有利が定説。 ならば、先行勢からスター誕生を期待して、力まずに予想してみよう。 血統だけならＧT馬のダブルネームを本命にする。 父はこの世代がラストクロップとなる三冠馬ナリタブライアン、 母はミスタープロスペクターの直仔のゴールデンカラーズ。 その母は世界的名牝のウイニングカラーズなのだからケチのつけようがない。 前走で初勝利をあげたが、新馬2戦も2着と安定したレース振り。 内容は一戦ごとに充実しており、穴データも同馬をプッシュする。 能力的に未知数なのは確かだが、今回のメンバーなら大差があるとは思えない。 あとは人気にならず、牧田が無欲で騎乗してくれるのを祈るのみだ。
　対抗はマイネヴィータ。 こちらも同じナリタブライアン産駒。 札幌2歳S、フラワーCと1800b重賞で2着2回は実績最上位、 桜花賞を回避してオークス獲りに来たのも距離適性を考慮してのことで好感が持てる。 ただ、どうしても速い脚がなく、勝ち味に遅いのがネック。 単穴にサクラヴィクトリア。 トニービン×サクラユタカオーという府中鬼配合が魅力だ。 前走のクイーンCも大幅馬体減ながら僅差5着。 鞍上の蛯名も巧く乗りそうで怖い。 以下、当てにはしづらいがブリガドーン、 府中を待っていたマイネミモーゼ、復調なればツルマルグラマー。


想定時の結論
◎ダブルネーム 〇マイネヴィータ ▲サクラヴィクトリア
△ブリガドーン △マイネミモーゼ △ツルマルグラマー




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