今週のデータ解析
第53回 朝日杯FS
2歳オープン(GT)(指定・混合・定量)
12月9日 中山競馬場 芝右1600b 牡55kg・牝53kg


 
馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アグネスソニック 55 横山典 49 57 6653 75 C
アドマイヤドン 55 藤田 ダ62 75 C
イチロースワン 55 蛯名 64 72 74 Y
オースミエルスト 55 渡辺 59 58 69
カフェボストニアン 55 菊沢徳 70 72
ゲイリーファントム 55 郷原 ダ55 66 44 ダ43 72
サダムブルースカイ 55 松永幹 ダ14 55 64 64
シベリアンメドウ 55 後藤 ダ59 ダ66 77 A
スターエルドラード 55 デムーロ 35 55 61 67 58
ダイワファルコン 55 武幸 60 60 58 67 61
バランスオブゲーム 55 木幡 56 77 A
ビッグスマッシュ 55 北村 55 49 64 62 66
ファストタテヤマ 55 安田康 49 45 56 69
ホーマンウイナー 55 柴田善 44 59 69 69 64 Z
ヤマニンイデアル 55 江田照 57 48 65 69 69 Z
ヤマノブリザード 55 ファロン 地B 地B 70 76 地A X

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<注意点>
 出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
  →シベリアンメドウ、バランスオブゲーム、アグネスソニック、アドマイヤドン。


◆消去データ(過去10年)
@前走、3着以下馬、コンマ5秒以上敗退馬
 イチロースワン・オースミエルスト・サダムブルースカイ・スターエルドラード
 ・ダイワファルコン・ホーマンウイナー・ヤマニンイアデアル

A前2走とも1200b以下戦だった(重賞連対馬を除く)
 カフェボストニアン・ビッグスマッシュ
B前3走で4着以下が2度あった馬
 ゲイリーファントム
C3ヶ月以上の休養馬
 バランスオブゲーム
 →クリアしたのはアグネスソニック、アドマイヤドン、シベリアンメドウ、
   ファストタテヤマ、ヤマノブリザードの5頭。順当に有力馬が残った。



◆好走データ(過去10年)
@中央場所で重賞を勝っている馬
 シベリアンメドウ・ファストタテヤマ
Aマイル以上戦で勝利している連対率100%馬
 アドマイヤドン
B3勝馬
 アグネスソニック・シベリアンメドウ・ヤマノブリザード
 →データはシベリアンメドウだが、有力5頭で混戦。


◆穴データ
@2勝以上の外国産馬
 アグネスソニック・イチロースワン・カフェボストニアン・ダイワファルコン
A前走、1400b以下の500万条件を勝ちあがった馬
 ゲイリーファントム
 →穴は外国産か。

◆コース距離適性
@中山芝コース連対率100%
 出走経験馬なし
A芝1600b連対率100%
 ファストタテヤマ・ホーマンウイナー
 →経験乏しく今回は当てにならない。



兄につづけ栄光の道 アドマイヤドン

レース概況
 牡馬、せん馬による2歳チャンプの決定戦。 馬齢表記の変更に伴い朝日杯フューチュリティSと改名された。 万馬券決着はなく、1番人気は【6301】、 2番人気は【1405】、馬連平均配当は2140円。 関西馬が圧倒的に強いのも特徴。 着外がなく、連対率100%、マイル以上に出走経験のある馬が好走している。

今週の結論
 オッズがどう分かれるにしろ、 混戦には違いない今年の朝日杯FS。 予想は難しいが、もっとも将来性を感じているのが アドマイヤドンだ。 クラシック二冠のべガを母に持ち、 兄にダービーを勝ったアドマイヤベガ、 セントライト記念勝ちのアドマイヤボスがいるトレンドの良血馬。 デビュー戦はダートだったが8馬身差の楽勝、 続く京都2歳Sでも初芝をものともせず4馬身差で連勝した。 いずれも好位から抜け出すセンスの良い内容なら、 今回の多頭数もマイル戦も問題あるまい。 父ティンバーカントリーから芝を疑問視する声もあるが、 現実に京都2歳Sを楽勝しているのだから要らぬ心配というもの。 松田厩舎は一昨年は有力馬カーネギーダイアンが直前で回避、 去年は2着に入線したタガノテイオーが予後不良と 無念の結果が続いている。 今年こそ3度目の正直で勝利の美酒に酔いたいものだろう。
 対抗にはヤマノブリザード。 道営から藤沢厩舎に移籍して初出走となる。 タイキブリザード産駒で距離はもう少しあったほうがいいのも事実だが、 それも鞍上の名手ファロンが帳消しにしてくれそうだ。 単穴に3連勝中のシベリアンメドウ。 京王杯勝ちがあるように格は最上位だが、ベストは1400メートルという気もする。 連下にデイリー杯勝ちファストタテヤマ、 安定度抜群のアグネスソニック、無敗のバランスオブゲーム、 強い相手の2着にきているオースミエルストまで。


確定後の結論
◎アドマイヤドン 〇ヤマノブリザード ▲シベリアンメドウ
△ファストタテヤマ △アグネスソニック △バランスオブゲーム △オースミエルスト





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