今週のデータ解析
第26回 エリザベス女王杯
3歳上オープン(GT)(国際・牝馬・指定・定量)
11月11日 京都競馬場 芝右2200b


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
カリスマサンオペラ 56 87 87 83 82 86
スプリングチケット 56 角田 82 78 85 80 82
スリーローマン 56 四位 67 82 70 89 91 D
タイキポーラ 56 松永幹 81 85 93 83 78 Z
タフネススター 56 松本 64 55 60 68 81
テイエムオーシャン 54 本田 75 79 79 68 92 A
ティコティコタック 56 武幸 88 80 94 82 92 AX
トゥザヴィクトリー 56 武豊 75 75 94 ダ99 海A X
ポイントフラッグ 56 須貝 72 66 72 62 83
マイニングレディ 54 小林徹 ダ64 61 63 74 ダ74
マルカキャンディ 56 福永 80 77 87 90 92 A
メジロサンドラ 56 熊沢 74 72 88 77 90
ヤマカツスズラン 56 池添 88 90 88 90 87
レディパステル 54 蛯名 70 76 71 76 88
ローズバド 54 横山典 79 74 71 68 91

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<注意点>
 出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆消去データ(過去5年)
@前2走で二桁着順のあった馬(GT馬を除く)
 カリスマサンオペラ・タイキポーラ・ポイントフラッグ
A重賞未連対の馬
 スプリングチケット・スリーローマン・マイニングレディ
BGT3着以内のない重賞未勝利馬
 スプリングチケット・スリーローマン・ポイントフラッグ・マイニングレディ・メジロサンドラ
C前走がマイル以下だった馬
 ポイントフラッグ
D前3走とも着外馬(すべてGTに出走した馬、GT馬を除く)
 カリスマサンオペラ
E斤量55キロ以上で連対のない古馬
 カリスマサンオペラ・スリーローマン・メジロサンドラ
F3ヶ月以上の休養明け馬
 トゥザヴィクトリー
G2勝以下馬
 ポイントフラッグ・ローズバド
 →クリアしたのはタフネススター、テイエムオーシャン、ティコティコタック、
  マルカキャンディ、ヤマカツスズラン、レディパステル。



◆好走データ(過去5年)
@クラシック連対馬
 テイエムオーシャン・トゥザヴィクトリー・レディパステル・ローズバド
A府中牝馬Sで着内だった重賞勝ち馬
 ティコティコタック・マルカキャンディ
BGTで2度以上連対していた古馬
 トゥザヴィクトリー・ヤマカツスズラン
 →好走データはトゥザヴィクトリー。休み明けと距離を克服できるか?
 →消去法をクリアした馬もタフネススター以外が好走データに該当。



◆穴データ
@3歳なら休養→好走→秋華賞凡走のパターン
 レディパステル
A重賞勝ちのある先行馬
 タイキポーラ
 →人気を落とすならレディパステル。

◆コース距離適性
@京都芝コース連対率50%以上
 テイエムオーシャン・トゥザヴィクトリー・ポイントフラッグ・ヤマカツスズラン
A芝2200b連対率50%以上
 スプリングチケット
 →スプリングチケットは当該距離2勝。



秋に舞えよ乙女! パステル新女王へ

レース概況
 3歳牝馬による秋のGIとしてスタートしたが、 平成8年に古馬牝馬にも門戸を開放、 距離も1ハロン短縮され2200メートルになった。 連対馬10頭のうち9頭にGT連対実績があった。 例外のランフォザドリームもGVを2勝しており、 GTに相応しい格が求められる。 1番人気は【1211】、2番人気は【2003】、 馬連平均配当は2,370円。

今週の結論
 レベルが高いと評される今年の3歳戦線。 エリザベス女王杯には牝馬三強が揃って駒を進めてきた。 過去、3歳馬の成績は芳しくないが、 秋華賞から中3週にローテが改善されたこと、 トップレベルの馬なら3歳秋でも古馬とも互角に戦えること (ファビラスラフインはJC2着、キョウエイマーチはマイルCS2着) 、以上の理由で三強から本命を選びたい。 秋華賞では3着に敗れたが、樫の女王 レディパステルに本命を打つ。 秋華賞の前との差はコースロスによるもの。 それに初の関西遠征で馬が必要以上に気合が乗りすぎていたのも事実。 直線でじっくり勝負を賭けられる京都外回り、 二度目の長距離輸送、速い流れ、体調ベストの秋3戦目と上積みの材料は整った。 前走でコース取りを間違えた蛯名も今回は期すところがあるだろう。
 相手は桜花賞馬テイエムオーシャン。 秋華賞は巧く折り合えたとはいえ、ハイペースを4角先頭で押し切った 実力は文句なくナンバーワン。終始、突つかれる展開や エキサイトするようなことがなければ2200でも踏ん張れる。 単穴にトゥザヴィクトリー。 ドバイWCで2着したのには驚かされた。 実力は世界トップレベル。 オークス2着などからもスタミナの裏付けは十分あるが、 距離が伸びると一本調子になりやすいのが欠点か。 連下に内枠を引いてしまったローズバド、 復調なったティコティコタック、上がり馬スプリングチケット 、好タイム勝ちのマルカキャンディ。

確定後の結論
◎レディパステル 〇テイエムオーシャン ▲トゥザヴィクトリー
△ローズバド △ティコティコタック △スプリングチケット △マルカキャンディ



小市民イヌのひとり言予想

 パンダと焼肉食べてきた。命懸けだな、と思いながら狂牛病報道の後もまったく関係 なく牛肉を食べている。焼肉くらいなら問題ないと言われているが、3か月前に食べ た「背骨鍋」はちょっとヤバかったかも知れない。何と言っても背骨をそのまま鍋に 入れ、回りについている肉をしゃぶるようにして食べてたから。そんな狂牛病騒動よ りも話題になってきている炭そ菌。思いっきり粉が見えれば「あっ!」と気づくけ ど、少量では気づかないので症状がでないと分からない。どこで付着するか分からな いから始末が悪い。これがテロかどうかは分からないが、犯人の正体がはっきりしな いのは気味が悪い。
 今、米国はテロの根絶を目指して戦争をしている(と言っている)。戦争が長引けば 長引くほど、アラブの人々の反感を買うことになるので、短期で終わらせたいはず。 真冬になると地上戦が苦しくなるだけに、そろそろ「勝利へ向けて」動き出すだろ う。米軍は時計の音すら気になってきているはずだ。

◎トゥザヴィクトリー ○ティコティコタック ▲レディパステル
△マルカキャンディ


負師パンダの二重丸

 古馬対3歳3強の図式だと思っていたエリザベス女王杯。しかしふたを開けてみれ ば3歳3強の方に人気が集まりそうで、新聞などでは3歳勢でワイド圏独占との声ま で聞こえている。しかし、本当にそうだろうか?確かに去年おととしの3歳に比べた ら今年の3歳は強い。しかし、これは去年おととしの3歳がその当時あまりにも弱 かっただけで、今年の3歳が飛びぬけて強いというわけではない気がする。1年2年 の成長分を加えればたとえ2キロのハンデがあったとしても古馬の上位勢は3歳勢と 互角に戦えると見ているのだが、どうであろうか。
 そこで本命はティコティコタック。厳しい流れになればなるほどこういう「曲者」 タイプの馬にチャンスが出てくるもの。内にテイエム、トゥザがいて先手を取るため には大外からかぶせていかねばならないヤマカツの逃げでペースは上がりそうで、こ うなれば牡馬にもまれてきた経験がものを言う。
 対抗にはテイエムオーシャン。やはり3歳ナンバーワンはこの馬だろう。前走も休 み明けで厳しいペースを早め先頭で押し切る横綱相撲。あの競馬が出来るのならば外 回りだろうと、距離が伸びようともあまり関係無いのではないか。唯一の不安がいれ こみで、ひと叩きされてあがったテンションが、スタンド前発走で爆発すれば、か かって末をなくす危険はある。単穴にマルカキャンディ。以前はスローの差し馬という印象しかなかった馬だが、 この夏本当に力をつけてきた。少し距離が長い印象もあるが、今の勢いに期待した い。そのほか、末脚脅威のローズバド、実績上位のトゥザヴィクトリー、さらにトゥ ザ、テイエムが思ったより行かなかった場合にヤマカツスズランの逃げ粘りにも注意を。

◎ティコティコタック ○テイエムオーシャン ▲マルカキャンディ 
△ローズバド △トゥザヴィクトリー △ヤマカツスズラン


[ TOP PAGE | 過去の予想結果 | あなたの予想をBBSに! ]