今週のデータ解析
第39回 アルゼンチン共和国杯
3歳上オープン(GU)(特指・混合・ハンデ)
11月4日 東京競馬場 芝左2500b 


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アドマイヤボス 56 後藤 92 94 99 92 85 X
クラフトマンシップ 55 勝浦 87 86 88 80 89 A
シングンオペラ 49 江田照 65 75 67 76 65
シンコウシングラー 53 田中勝 82 72 89 72 81
スエヒロコマンダー 57 武幸 80 96 91 87 79 Y
ダイワカーリアン 57 柴田善 91 87 92 86 89 A
トウカイオーザ 55 蛯名 85 74 95 84 85 Z
ハッピールック 52 岡部 83 80 73 88 89 A
ファイトコマンダー 56 藤田 92 88 86 91 83
メジロロンザン 52 吉田 84 89 50 80 88 D

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<注意点>
 出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆消去データ(過去10年)
@前走着外だったハンデ52`以下馬
 ハッピールック・メジロロンザン
Aハンデ54`以上の8歳以上馬
 ダイワカーリアン
B 前走、連対馬を除くハンデ54`以下の3歳馬
 ハッピールック
Cハンデ50`未満の馬
 シングンオペラ
 →消えたのはわずか4頭。今回は消去法では頼りない。


◆好走データ(過去10年)
@前3走とも着内のハンデ54〜55`馬
 トウカイオーザ
Aハンデ58`未満の古馬GU勝ち馬
 スエヒロコマンダー・ダイワカーリアン
B前走2300〜2400bの非重賞戦に出走していた馬
 アドマイヤボス・シングンオペラ・シンコウシングラー・トウカイオーザ
 →トウカイオーザ。実績馬スエヒロコマンダーも注意。


◆穴データ
@軽ハンデの差し馬
 メジロロンザン
A前走着内で3`以上減の53〜50`馬
 シンコウシングラー
 →穴データはシンコウシングラー。

◆コース距離適性
@東京芝コース3連対以上
 クラフトマンシップ・ダイワカーリアン・メジロロンザン
A芝2500b連対率50%以上
 シンコウシングラー・メジロロンザン
 →シンコウシングラー、メジロロンザン。



充実の秋 ファイト一発コマンダー

レース概況
 秋のGTの谷間に行われる古馬GU。 平成9年から施行時期が3週繰り上がったことで 実力馬の出走が少なくなり、条件戦からの好走が目立つようになった。 トップハンデ馬は【1127】、 1番人気は【2107】、2番人気は【1045】。 ハンデ戦らしく馬連平均配当は1万3980円と荒れている。 53キロ以下の軽ハンデ馬の一発を狙うのも面白い。

今週の結論
 天皇賞の翌週のメインにしては寂しさが否めない アルゼンチン共和国杯。 中距離GUではあるもののレース性格は中途半端で、 売り上げの面からも施行時期は再検討が必要だろう。 どの馬にも特別に食指は動かないが、 格と調子、堅実さを兼ね備えているのは ファイトコマンダーか。 札幌記念ではジャングルポケットと叩き合い先着、 続く2600メートルの札幌日経オープンでも ゴール前でクビ差だけ凌ぎきった。 2500は適距離に近く、東京コースも春にオープンで2着しており不安はない。 競って強い勝負根性は長距離のハンデ戦でこそ生きる。
 相手にはシンコウシングラーを指名する。 この馬にとっても2500は最も得意とする距離。 今一歩、開花できない母タレンティドガールの良血馬だが、 53キロのハンデはいかにも恵まれすぎた。データが推すのもこの馬だ。 単穴にアドマイヤボス。 去年はもたれて惨敗したが、 パワーアップした今年なら左回りも克服できるかも。 以下、テイオーの弟のトウカイオーザ、 実績上のスエヒロコマンダー、穴なら一発メジロロンザン。


想定時の結論
◎ファイトコマンダー 〇シンコウシングラー ▲アドマイヤボス
△トウカイオーザ △スエヒロコマンダー △メジロロンザン



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