＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

名牝への階段　オーシャン二冠奪取！

今週の結論
　「女心と秋の空」とは良く言ったもので、 どちらも図りがたい移ろいやすさを表している。 秋華賞はその両者を併せて予想しようというのだから困難を極める。 トリッキーな小回りコースが展開の紛れを生むが、 それならば器用さはなくとも力で押し切ってしまうタイプを信頼しよう。 間違いなく実力はアタマひとつ抜けている テイエムオーシャン◎。 桜花賞は2番手から直線で後続を突き放す楽勝。 オークスこそ距離適性と慎重すぎる乗り方で敗れたが、 それでも3着に残っているのだから驚かされる。 休養明けも第一回のファビラスラフイン、 エリザベス女王杯時代のタケノベルベットなど、 力のある馬はブランクは克服している。 ましてやオーシャンの場合はぶっつけは予定通り、鉄砲もきく。 ペースは速くなっても折り合いさえ欠かなければ連対は堅いとみた。
　相手はドリームカムカムを推す。 夏に力をつけ紫苑Sでは2着に好走。 NHKマイルC2着のサマーキャンドルを33秒3の鬼脚で差しきった 豊栄特別は出色だろう。 古馬との対戦経験が生きるのも秋華賞の傾向。 単穴はレディパステルか。 オークスを勝ち、トライアルも勝ったのに3番人気。 紫苑Sで狙いを定めて脚を伸ばしたレースぶりは、 オークスがデザーモマジックだけの結果ではないことを証明してくれた。 連下に確実に差してくるローズバド、 桜花賞2着のムーンライトタンゴ、先行力あるノブレスオブリッジ、同じくハローサンライズなど。


確定後の結論
◎テイエムオーシャン 〇ドリームカムカム ▲レディパステル
△ローズバド △ムーンライトタンゴ △ノブレスオブリッジ △ハローサンライズ

負師パンダの二重丸

　絶不調から始まった秋競馬も、東京開催に変わってようやく上向きの様子。秋最初 のG1予想でがつんと弾みをつけようと思ったら・・・・ううむ、これはまた難解なこ とで(苦笑)。パンダの個人的評価から言えば、ことしの３歳牝馬は例年に比べても少 し低調。そんな中でも例年並といえるのはテイエムオーシャンただ一頭。本来ならば この馬から入りたいところなのだが今回は休み明けに加えて内枠という不利。もとも とエリ女よりもこちらの方が向いている馬だけに休み明けは気にならないのだが、そ れにしてもこの内枠は・・・。他の先行馬にテイエム以上のスピードを持った馬はい ないだけに思い切って行き切ってしまえばよいのだが、オークスのような中途半端な 競馬をしてしまうと先行したい馬の数は多いだけに包まれて凡走の危険性も。鞍上が 不安なだけに力は認めつつもテイエムは対抗どまり。本命は◎ムーンライトタンゴ。 今年の出走馬はレベル的に劣るばかりかハイペース経験もあまりなし。とくればたと え先行有利の京都内回りでも前崩れの競馬になる可能性大。差し比べになれば桜花賞 で見せたあの末脚と古馬を相手にした夏の経験が生きてこよう。▲にはダイワルー ジュ。最近乗れていない北村ならば軽視しようと思っていたが外枠＆鞍上強化ならば 狙いは立つ。中団以降からじっくりと競馬をして欲しいのだが。タンゴから３強でも ２０倍以上とくれば、以下△ローズバド、レディパステル、ドリームカムカム、ノブ レスオブリッジ、ピンクパピヨンまで連下は広くとってみたい。

◎ムーンライトタンゴ　○テイエムオーシャン　▲ダイワルージュ　
△ローズバド　△レディパステル　△ドリームカムカム　△ノブ レスオブリッジ △ピンクパピヨン