今週のデータ解析
第47回 オールカマー
3歳上オープン（ＧU）(国際・指定・別定)
9月23日 中山競馬場 芝右2200b


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アメリカンボス 58 江田照 ８９ ９６ ９７ ９１ ９５ AX
インタープロスパー 57 吉田 ８９ ８９ ８８ ８８ ７６
エアスマップ 57 柴田善 ９０ ９２ ８８ ７３ ９５ AY
ゲイリートマホーク 57 郷原 ８５ ８８ ８９ ９１ ８７
サイレントセイバー 57 田中勝 ８７ ８２ ８８ ８９ ８４
ダイワテキサス 58 北村 ８１ ９１ ９２ ８５ ９１ DY
ミヤギロドリゴ 57 大西 ８５ ８５ ８７ ８８ ９２ C

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→アメリカンボス、エアスマップ、ダイワテキサスの三つ巴。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、二桁着順だった馬
 　インタープロスパー・サイレントセイバー・メジロロンザン
A前2走とも未連対の6歳以上馬（ＧT出走馬を除く）
 　ダイワテキサス・ミヤギロドリゴ
B前走、夏のローカル開催で1700b以上に出走し3〜5着だった馬
 　ダイワテキサス・ミヤギロドリゴ
C追いこみ馬
 　ミヤギロドリゴ
　→アメリカンボス、エアスマップ、ゲイリートマホークがクリア。


◆好走データ（過去10年）
 @ＧT入着歴のある馬
 　ダイワテキサス
A4、5歳馬が最多連対
 　ゲイリートマホーク
B重賞勝ち馬
 　アメリカンボス・ゲイリートマホーク・ダイワテキサス
　→格と実績重視。


◆穴データ
 @前走、7、8月の重賞で連対していた馬
 　エアスマップ
A前走着内の6月以降、3戦以上出走していた馬
 　エアスマップ・ダイワテキサス・ミヤギロドリゴ
　→順調に使われていた馬が優位。

◆コース距離適性
 @中山芝コース3勝以上
 　インタープロスパー・ダイワテキサス・ミヤギロドリゴ
A芝2200b勝利馬
 　アメリカンボス・インタープロスパー・サイレントセイバー・ダイワテキサス
　→インタープロスパー、ダイワテキサス。



老兵なお衰えず　テキサスの実績信頼

レース概況
　秋の天皇賞の前哨第一戦。 平成7年にＧUに昇格すると同時に斤量も馬齢から別定へ変更された。 以前は「オールカマー」の名が示す通り、 ＧT馬から地方馬まで多士済々のメンバーが揃う名物レースだったが、 条件変更とともにレベルは低下したようだ。 1番人気は【５１２２】、2番人気は【１３１５】。 コースは先行、差し馬が有利で追いこみ馬の連対はない。

今週の結論
　出走馬はすべて関東馬となった今年のレース。 しかも、オールカマーの看板が泣く7頭立て。 関東馬だけの重賞は一昨年のセントライト記念以来、 7頭立ての重賞は去年の新潟3歳S以来だという。 例年なら格上の実績馬が幅を利かせるのが常だが、 今年はＧT連対馬の出走もなく低いレベルでの争いとなるだろう。 中心はダイワテキサスか。 消去データ2項目に引っかかっているものの、 重賞5勝は出走馬のなかでは最上位の実績。 8歳でも衰えはなく、中山2200はこの馬にとって最適な条件だ。 前2走の新潟の敗戦理由も明らかで悲観するものではない。 重い斤量ではレースで置かれてしまうが、 背負いなれた58キロなら力を発揮できるはずだ。 少頭数でペースも落ちつくので前々での競馬を期待したい。
　相手は仕上がり途上だがアメリカンボス。 今年もAJCC、中山記念を連勝。距離の短かった安田記念でも6着に好走しており、 太めさえ解消できれば勝ち負けは確実。単穴に ゲイリートマホーク。思いきって自分の競馬に徹すれば まさかの場面もあり得るかも。 以下、連下に絶好調の藤沢厩舎が送るエアスマップ、 カツハルのサイレントセイバーまで。 オールカマーとは対照的に 空前のメンバーが揃ったのが神戸新聞杯。 こちらはエアエミネムからダンツフレームとテンザンセイザの二点 で勝負したい。


想定時の結論
◎ダイワテキサス 〇アメリカンボス ▲ゲイリートマホーク
△エアスマップ △サイレントセイバー


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