今週のデータ解析
第37回 函館記念
3歳上オープン（ＧV）(混合・特指・ハンデ)
7月22日 函館競馬場 芝右2000b　


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アクティブバイオ 52 芹沢 ７４ ８８ ８５ ９０ ８６
イーグルカフェ 57 上村 ７４ ﾀﾞ８８ ﾀﾞ９４ 海H ９０ B
エアスマップ 56 横山典 ９０ ８９ ９０ ９２ ８８ Z
エモシオン 56 木幡 ８７ ７５ ７６ ７０ ８４
オースミタイカン 53 小林徹 ６６ ８４ ８５ ８２ ８７
クラフトマンシップ 55 勝浦 ８３ ８７ ８６ ８８ ８０
センターフレッシュ 56 武幸 ８５ ８１ ９１ ８６ ９０ B
ダイワカーリアン 58 北村 ７０ ９２ ９１ ８７ ９２ AZ
ニューイングランド 53 本田 ﾀﾞ８０ ﾀﾞ８５ ７９ ８１ ８３
ファイトコマンダー 56 藤田 ７７ ８８ ８７ ９２ ８８ Z
ブリリアントロード 56.5 山田和 ９０ ８０ ８８ ９３ ９０ BX
プレジオ 52 岡部 ６１ ５７ ７０ ８４ ７８
ベリーファイン 51 中館 ７７ ６５ ７３ ６５ ７６
メジロロンザン 53 吉田 ７６ ７９ ８１ ８４ ８９
ロードアックス 53 菊沢徳 ８８ ８６ ７５ ﾀﾞ９１ ８４
ロードプラチナム 56 松永幹 ９１ ９３ ９０ ８２ ８１ X

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→エアスマップ、オースミタイカン、プレジオの上がりに警戒。


◆消去データ（過去10年）
 @前走が二桁着順だったのは1頭のみ（インターマイウェイ）
 　プレジオ
A前走、条件戦で未連対だった馬
 　ベリーファイン
B前3走とも未連対の7歳以上馬
 　ダイワカーリアン・ベリーファイン
C4月以降、5戦以上して前走未連対の馬
 　アクティブバイオ
D重賞3着以内のない6歳以上馬（斤量5`以上減を除く）
 　エアスマップ・センターフレッシュ・ベリーファイン
E2ヶ月以上の休養馬（重賞勝ち馬を除く）
 　ベリーファイン
F9年連続で1番人気の連対なし
 　エアスマップ・ニューイングランド？
　→1番人気は軸にはできない。


◆好走データ（過去10年）
 @中距離重賞の勝ちのある4〜6歳馬
 　イーグルカフェ・エモシオン・クラフトマンシップ・ブリリアントロード
A前4走で3連対していた馬
 　ニューイングランド・ファイトコマンダー
B前走、条件戦で連対し、大幅に斤量が減っていた馬
 　ニューイングランド
　→人気でなければニューイングランド。


◆穴データ
 @前走、着外だった2000b重賞の勝ち馬
 　クラフトマンシップ・ダイワカーリアン
A巴賞3〜9着の馬
 　アクティブバイオ・エモシオン・オースミタイカン・クラフトマンシップ・ロードプラチナム
　→去年の連対馬であるオースミタイカン、クラフトマンシップも注意。

◆コース距離適性
 @函館芝コース連対率60％以上
 　オースミタイカン・ダイワカーリアン・ニューイングランド
A芝2000b連対率60％以上
 　ニューイングランド・ロードプラチナム
　→ニューイングランドは当該距離コースで2戦2勝。



ファイト一発　重賞制覇へコマンダー

レース概況
　馬連が導入された平成4年以降、 ハンデ戦で行われた6回すべてが万馬券。 日本でもっとも荒れる重賞と言って良いだろう。 函館好走組と他場の重賞出走組による決着になる傾向が強い。 1番人気は【１０１８】、2番人気は【３１１５】、馬連平均配当は13,832円。 小回りコースを意識してかハイペースで 鮮やかな追い込みが決まることもあり、 逃げきりは一度もない。

今週の結論
　本命と目されていたエアエミネムや ペースを握っていたアンブラスモアが回避。 人気は混沌としているが、 函館記念1番人気という疫病神は上がり馬、 ニューイングランドに取り憑きそうだ。 将来性も高く食指の伸びる馬ではあるが、 今回だけは遠慮しておこう。 本命はファイトコマンダーに打つ。 今年に入って準オープンを連勝、 昇級してからも大崩のない競馬を続けている。 その充実振りは前走の新潟大賞典で、 重賞初挑戦ながら1番人気に推されたほど。 結果は4着だったが、ハイペースを追走しながら踏みとどまった 内容は評価できる。 芝2000メートルはコマンダーインチーフ×ミホシンザン という配合のこの馬にとってベスト。 今年は先行勢が総崩れになるような流れになることは考えにくく、 早め先頭で押しきれるのではないか。
　対抗は素質高いニューイングランド。 900万を勝ったばかりとはいえ53キロは恵まれた。 これだけ荒れると巷が騒ぐと、あっさり1番人気にやられる気もする。 単穴に古豪ブリリアントロード。 金鯱賞3着は復活の狼煙。函館は3連勝したこともある土地で 、スムーズな競馬ができれば怖い馬だ。 連下に実力馬エアスマップ、去年2着オースミタイカン、 叩き上昇ロードプラチナム、前走オープン勝ちセンターフレッシュなど。 薄く広く遊ぶか、上位人気で中配当を狙うか、どちらかだろう。

確定後の結論
◎ファイトコマンダー 〇ニューイングランド ▲ブリリアントロード
△エアスマップ △オースミタイカン △ロードプラチナム △センターフレッシュ


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