今週のデータ解析
第50回 ラジオたんぱ賞
3歳オープン（ＧV）(特指・別定)
7月1日 福島競馬場 芝右1800b　


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アドマイヤロード 54 蛯名 ６６ ６７ ７６
カオリジョバンニ 54 吉永 ７９ ８３ ６５ ６４ ８３ Z
セイントリーフ 53 阿部英 ６５ ７１ 地@ 地@ ﾀﾞ７８
デルマカポネ 54 郷原 ６８ ６８ ６６ ７６ ７８
デルマポラリス 54 村田 ７２ ７４ ７３ ７２ ８２
トラストファイヤー 54 田中勝 ６１ ７３ ６５ ６３ ８４ D
トレジャー 54 北村 ５０ ６７ ８４ ８６ BY
ネイティヴハート 57 柴田善 ８２ ６９ ８１ ６９ ８２
ハッピーパス 53 岡部 ７１ ７８ ７６ ７４ ６６
ビッグゴールド 55 村本 ７５ ７０ ８２ ８６ ８７ AX
マイネルバンガード 54 江田照 ﾀﾞ５２ ６６ ﾀﾞ６７ ８０ ８５ C
メジロキルデア 54 吉田 ８１ ５９ ６８ ７９ ８３

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→上がり勝負ならアドマイヤロード、ビッグゴールド。
　　→先行力はデルマポラリス、マイネルバンガード。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、平場条件戦やダート戦に出走していた馬
 　セイントリーフ
A前走、条件戦でコンマ5秒差以上、負けていた馬
 　デルマカポネ
B1勝馬
 　ハッピーパス・ビッグゴールド
Eオープン戦に出走したことのない馬（連勝馬を除く）
 　マイネルバンガード
　→1勝馬のハッピーパス、ビッグゴールドの扱い？


◆好走データ（過去10年）
 @キャリア3〜5戦の前走連対馬
 　アドマイヤロード・トレジャー
A1600b以上の重賞連対経験馬
 　ネイティヴハート・ハッピーパス・ビッグゴールド
B1800b以上戦で勝利していた馬
 　アドマイヤロード・デルマカポネ・トレジャー・マイネルバンガード
　→アドマイヤロード、ネイティヴハート、トレジャーは消去データもクリア。


◆穴データ
 @3勝馬
 　トラストファイヤー
A前2走とも連対馬
 　マイネルバンガード
　→好調の格下馬侮れず。

◆コース距離適性
 @福島芝コース連対率100％
 　アドマイヤロード・カオリジョバンニ・セイントリーフ・マイネルバンガード
A芝1800bコース連対率60％以上
 　アドマイヤロード・マイネルバンガード
B重、不良馬場連対経験馬
 　カオリジョバンニ・デルマカポネ・トレジャー・マイネルバンガード
　→アドマイヤロード、マイネルバンガード。



母子制覇へ　素質で押し切る先行トレジャー

レース概況
　今年から外国産馬抜きで行われることになったラジオたんぱ賞。 内国産馬だけの争いは「残念ダービー」的な性格を 強くするのかもしれない。 1番人気は【２２１５】だが、最近は5年連続で連対を外している。 2番人気は【１１０８】、3番人気は【１１３５】、 馬連平均配当は3,043円。 コーナー4つの小回りコースのためか 先行有利と考えがちだが、 平成9〜11年の間は差し、追い込み馬で決まっている（去年は東京コース）。 テイエムサウスポーの回避でレースはスローに流れそうだ。

今週の結論
　梅雨どきの福島競馬。 切れ味勝負に賭ける馬にとっては苦々しい雨だろう。 意外にも先行馬苦戦の傾向が見えるが、 やはり重馬場になれば後ろから行く馬には厳しい展開になるのは間違いない。 本命は名牝シンコウラブリイの仔、 先行力のあるトレジャーを指名したい。 デビュー2連勝して臨んだプリンシパルSでは4着に敗れ、 念願のダービー出走は叶わなかった。 母や兄も本格化したのは古馬になってからだったように、 まだ身が入っていないのが現状のようだ。 しかし、ダービー前に関東の秘密兵器と目されたように素質は一級品。 レベルが格段に落ちるこのメンバーでは力は上位のように思える。 重馬場はデビュー戦で勝利しており、 父はブライアンズタイム、母もドロドロのマイルCSを快勝したことを思えば、 馬場が悪化しても苦にすることはあるまい。 表面上は岡部がハッピーパスを選んだように見えるが、 実際は北村が函館SSのシンボリスウォードをふって騎乗するのだと聞く。 ラジオたんぱ賞、母子制覇を期待する。
　相手は遅れてきた大物アドマイヤロード。 調教ではアドマイヤボスに先着したように好調子をキープ。 大跳びの馬だけに重馬場は心配だが。 単穴は逃げるデルマポラリスの一発。 メジロパーマー譲りのしぶとさがセールスポイントで、 弥生賞6着が示すように雨をもっとも喜んでいるのがこの馬だろう。 連下に実績ナンバーワンのネイティヴハート、 重は鬼かもしれないメジロキルデア、 展開は厳しいがビッグゴールド、皐月賞7着のカオリジョバンニまで。

確定後の結論
◎トレジャー 〇アドマイヤロード ▲デルマポラリス
△ネイティヴハート △メジロキルデア △ビッグゴールド　△カオリジョバンニ


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