今週のデータ解析
第42回 宝塚記念
3歳上オープン(GT)(国際・指定・定量)
6月24日 阪神競馬場 芝右2200b 


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アドマイヤカイザー 58 芹沢 85 88 88 81 96 D
アドマイヤボス 58 デザーモ 86 71 92 94 99 CZ
エアシャカール 58 蛯名 75 86 75 95 93 Y
ステイゴールド 58 後藤 89 87 89 88 海@
ダイワテキサス 58 岡部 87 92 85 81 91
ダービーレグノ 53 76 71 66 86 89
テイエムオペラオー 58 和田 96 90 93 94 101 AZ
トーホウドリーム 58 安藤勝 82 81 91 91 96
ホットシークレット 58 柴田善 87 82 89 89 91
マックロウ 58 藤田 77 94 84 99 88 X
ミッキーダンス 58 河内 87 79 83 85 91
メイショウドトウ 58 安田康 93 90 93 92 101 A

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<注意点>
 出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
  →テイエムオペラオー、メイショウドトウ、アドマイヤボス。


◆消去データ(過去10年)
@前走、着外だった馬
 エアシャカール・ダービーレグノ
A前2走とも未連対だった馬
 アドマイヤボス・ダービーレグノ
BGTを除き、前3走で1秒5差以上の大敗をしていた馬
 ダイワテキサス・ホットシークレット・マックロウ・ミッキーダンス
C連対率50%未満のGT未連対馬
 アドマイヤボス・ダイワテキサス・ダービーレグノ・トーホウドリーム
 ホットシークレット・ミッキーダンス

D3歳馬、7歳以上馬
 ダービーレグノ・ステイゴールド・ダイワテキサス
 →クリアしたのはアドマイヤカイザー、テイエムオペラオー、メイショウドトウ。
 →減点1つがエアシャカール、ステイゴールド、トーホウドリーム、マックロウ。 


◆好走データ(過去10年)
@その年の春の天皇賞連対馬は7連対
 テイエムオペラオー・メイショウドトウ
A前2走とも重賞連対馬
 テイエムオペラオー・メイショウドトウ・ステイゴールド
B連勝馬
 ステイゴールド
 →テイエムオペラオー、メイショウドトウ、ステイゴールド三つ巴。


◆穴データ
@前2走で重賞初勝利やGT連対をした馬
 トーホウドリーム
A前3走とも4着以内の4歳馬
 アドマイヤボス・トーホウドリーム
 →勢いのある4歳馬に注意。

◆コース距離適性
@阪神芝コース連対率66%以上
 エアシャカール・テイエムオペラオー
A2200b連対率66%以上
 テイエムオペラオー・マックロウ・メイショウドトウ
B重・不良馬場、連対率66%以上
 アドマイヤボス・テイエムオペラオー・メイショウドトウ
 →テイエムオペラオー死角なし



八冠馬誕生! 勝って世界へオペラオー

レース概況
 上半期を締めくくる宝塚記念。 有馬記念と同様、出走馬はファン投票で選出される。 1番人気は【6301】とほぼパーフェクト。 連対を外したのは単勝4.4倍のサクラチトセオーだけで、 他の9頭は単勝3倍以下に支持されていた。 2番人気は【3007】と今ひとつだが、 8、9番人気は4連対しており伏兵陣の大駆けに注意したい。 馬連平均配当は1501円、4歳馬が圧倒的な強さを誇っている。 前残りの展開が多く、追い込み馬は苦戦。

今週の結論
 GT6連勝中、 オペラオーの快進撃は神懸り的にすら思える。 しかし、これほどの歴史的名馬が出走しているというのに 、競馬が盛り上がらないのは何故だろうか。 GTで5戦連続してオペラオー−メイショウドトウの組み合わせ で決まっているマンネリも一因だろう。 だが、もっと大きな原因はレースにドラマ性がないということだ。 オペラオーの強さは食傷気味。 同じメンバー相手に同じ馬が勝つGTは見たくない というのがファンの正直な感想ではないか。 今回、オペラオーが勝てばシンボリルドルフを超え、 前馬未到の八冠を達成することになる。 そうなれば、オペラオー陣営は 海外遠征という新たな目標へ踏み出すべきだ。 名馬には名馬の責任がある。 勝負付けの済んだ小兵ばかり相手にしている横綱を歴史は賞賛しない。 宝塚記念がテイエムオペラオーの壮行レースとなることを祈って◎。
 対抗はメイショウドトウを指名しよう。 上位2頭に死角はない。 安田康が乗り違いがなければ6度目のGT2着は堅そうだ。 だが、宝塚記念が腐ってもドリームレースなら単穴に ダイワテキサスを推す。 夏に向け調子を上げてくるタイプで、 この距離はオールカマー勝ちもある。 有馬記念3着、JC5着は忘れ去られてしまったか。 連下にデザーモのアドマイヤボス、 老いて盛んなステイゴールド、夢をもう一度トーホウドリーム。

確定後の結論
◎テイエムオペラオー 〇メイショウドトウ ▲ダイワテキサス
△アドマイヤボス △ステイゴールド △トーホウドリーム


小市民イヌのひとり言予想

 小泉内閣の骨太の方針も予定より早く発表され、 いよいよ日本経済の荒療治が始まろうとしている。 2,3年は不景気が続くことを覚悟しなければならないようだ。 明るい未来のために頑張りましょう。それはそうと田中外相が大変である。外務省と対立 し、野党からの追及を受け、自民党内からも批判が出ている。中国・米国との外交舞 台でも前内閣を引き継いだかのような「失言」をし、国会議員の質問権を制限するよ うな要請をするなど傍目に見ているとなかなか面白い。今までにできなかった議論が できるようになったのはいいことだが、気になるのは「忙しい」「疲れている」とい う発言。激務とストレスに倒れた故小渕氏を「オダブツ」扱いしたのだから、田中氏 にはいつも元気でいてもらいたい。それとも本当に「死んじゃったらなんにもならな い」と思ってるのかな。
 さて、今週はいよいよ夏の始まりを告げる宝塚記念。過去に「どっちらけ」たことは ないが、いろいろなドラマを生んできた。テイエム・ドトウの手堅い馬券もいいが、 杉本アナも言うように「あなたの夢」が走るレースなのだから、これまでの戦績は無 視して好きな馬で勝負してみてはいかがだろうか。ちなみに私の夢はずっとステイ ゴールドです。

◎ステイゴールド ○テイエムオペラオー ▲エアシャカール
△メイショウドトウ   


負師パンダの二重丸

 いきなりなんですが、私はテイエムオペラオーがあまり好きではありません。い や、むしろ嫌いでこの馬が出てくると毎回あら探しをしては外れています(笑)。で も、振り返ってみると、何で嫌いになったのかいまいちわからないんですよね。最強 馬といわれ出すまでは何度も軸にして買っていて、皐月賞などおいしい思いをさせて もらったこともかなりあるのに・・・。結局は面子が弱い上にスローペース症候群な どで競馬を物足りなく思っているところに「最強馬」なんて呼ばれだしたもんだか ら、「こんな馬が最強馬のわけないんだい。スペシャルウィークやエルコンドルパサーの 方が数万倍強いんだい!」と子供のように反発したいだけのようなんですよね。何の 罪もないテイエムオペラオーと関係者の皆様には大変申し訳ないんですが、お陰で馬 券は外れているので勘弁してもらうことにしましょう(笑)。
 そんなわけで、今週もまずはテイエムを負かせる馬のことから予想をしてみたんで すが、これがどうもうまくいかない。トーホウドリームは3ヶ月ぶりで調教の動きも 重いみたいだし、2200となると流れから何から競馬がガラっと変わるから前走と 同じレースが出来るとは思えない。エアシャカール本命もかなり迷ったのですが、土 曜午後の阪神が雨模様ということでジ・エンド。
 テイエム本命で仕方がないのかな・・・と8割方諦めかけたところで「テイエムが 勝てばルドルフを超えて史上最強馬になる」の新聞記事。これを見て予想を変えまし た(笑)。本命はメイショウドトウ。正直言えば、二着を拾いにいったような前走の競 馬は全く持って物足りないし気に食わないのですが、距離を持たせるための後方待機 だったと好意的に解釈。今度はベストの2200、強気にテイエムの前で競馬をして 負かしてくれることを期待します。対抗はテイエム。勝ち続けている相手と同じ面子 である以上、嫌いでも対抗以下には落とせません。まあ、メイショウーテイエムの馬 券は一銭も買う気はないんですが(笑)。▲にはアドマイヤボス。この馬ももう少し強 くなるのかな?と思っていたので少し物足りないんですが、鞍上に期待。以下、△に エアシャカール、アドマイヤカイザーまで。

◎メイショウドトウ ○テイエムオペラオー ▲アドマイヤボス 
△エアシャカール △アドマイヤカイザー
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