今週のデータ解析
第6回 プロキオンS
3歳上オープン（ＧV）(指定・混合・別定)
6月17日 阪神競馬場 ダート右1400b　


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
カチドキリュウ 53 和田 ﾀﾞ７０ ７８ ５９ ６６ ７２
ジョーディシラオキ 55 村山 ７４ ８４ ６７ ６７ ８０
タヤスケーポイント 57 池添 ﾀﾞ８５ ﾀﾞ９５ ﾀﾞ９１ ﾀﾞ９３ ﾀﾞ９７ C
テンパイ 57 幸 ﾀﾞ７３ ﾀﾞ７９ ７６ ﾀﾞ９２ ﾀﾞ８９
トシザミカ 55 小牧太 ﾀﾞ９２ ﾀﾞ８５ ﾀﾞ９５ 大J ﾀﾞ８７
ナイキアフリート 56 河内 ﾀﾞ８３ ﾀﾞ８６ ﾀﾞ８９ ﾀﾞ７８ ﾀﾞ９５ D
ネオポリス 56 松永幹 ﾀﾞ６７ ﾀﾞ８７ ﾀﾞ８７ ﾀﾞ９８ ﾀﾞ９８ BY
ハタノアドニス 56 武豊 ﾀﾞ９８ ﾀﾞ８３ ﾀﾞ６３ ﾀﾞ９６ ﾀﾞ８６ Z
ブラウンシャトレー 57 安部幸 ﾀﾞ９１ 名@ 名B 名A 名E
ブロードアピール 55 デザーモ ９０ ﾀﾞ１０２ ﾀﾞ９９ ﾀﾞ１０１ 名@ X
マイターン 58 安藤勝 ﾀﾞ７２ 船@ 笠@ ﾀﾞ９６ 大O Z
マイネルマックス 58 佐藤哲 ９０ ９４ 笠C ８７ ８４
マコトライデン 57 福永 ﾀﾞ７３ ﾀﾞ６２ ﾀﾞ７５ ﾀﾞ４６ ﾀﾞ８５
メイショウモトナリ 58 安田康 ﾀﾞ７０ 知A ﾀﾞ７２ 名A 船G
ラッシュスルー 56 川原正 名A 笠A ﾀﾞ９０ 名@ 笠B
レイスズラン 57 熊沢 浦E 笠D ﾀﾞ６５ 崎A ﾀﾞ１０３ A

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→ブロードアピール、ネオポリス。先行力ならトシザミカ、レイスズラン。


◆消去データ（過去5年）
 @前3走とも着外だった馬
 　カチドキリュウ・ジョーディシラオキ・マコトライデン
Aダート戦の連対率が5割未満だった馬
 　カチドキリュウ・ジョーディシラオキ・タヤスケーポイント・トシザミカ
　マイターン・マイネルマックス・メイショウモトナリ・レイスズラン
B前3走のダート非重賞戦で二桁大敗を喫した馬
 　トシザミカ・ハタノアドニス・マコトライデン
C前2走とも非重賞戦だった馬
 　ジョーディシラオキ・テンパイ・ナイキアフリート・ネオポリス
　ハタノアドニス・マコトライデン
D前2走とも芝戦に出走した馬
 　カチドキリュウ・ジョーディシラオキ・マイネルマックス
E前走敗退の地方馬
 　ブラウンシャトレー・ラッシュスルー
　→クリアしたのはブロードアピールのみ。
　→Cのみ減点1のナイキアフリート、ネオポリスが次点か。


◆好走データ（過去5年）
 @前2走で1400b以上戦を勝っていた馬
 　ネオポリス・ブロードアピール・ラッシュスルー
A前走、重賞で3着以内だった馬
 　ブロードアピール
B前3走で2勝していた馬
 　ネオポリス
　→ネオポリス、ブロードアピール。


◆穴データ
 @前走、ダートの1800b以上戦に出走していた馬
 　マイターン
Aダート1800b以上の重賞の勝ち馬
 　タヤスケーポイント・マイターン
　→かつての実力馬の巻き返しに注意。

◆コース距離適性
 @ダート1400b連対率66％以上
 　ナイキアフリート・ネオポリス・メイショウモトナリ
A阪神ダートコース連対率66％以上
 　カチドキリュウ・ネオポリス・ハタノアドニス
　→ネオポリス断然。ブロードアピールは阪神未経験。



熟女の快進撃　砂こそアピール

レース概況
　平成8年にＧVに格上げされたプロキオンS。 去年から2ヶ月繰り下げて施行されるようになり、 春シーズンの末尾を飾るダート重賞となった。 連対馬10頭中、8頭は重賞からの参戦で、 残る2頭はオープン特別で連対していた。 大阪杯12着だったナムラコクオーを除いて、前走着外からの 巻き返しはない。 1番人気は【２１０２】、2番人気は【１１０３】、 馬連平均配当は2260円。

今週の結論
　週にメインレースを一鞍だけ予想する小欄にとって、 ダート重賞を取り上げるのはＧT以外にはプロキオンSだけ。 だが、スピード指数が結果に反映しやすいのは芝よりもダートのほう。 ならば、今回のメンバーでは驚異的な上がり指数を持つ ブロードアピールを軽視するわけにはいかない。 芝でもダートでも能力を出しきることのできる珍しい馬だが、 ダートでは【４１１０】とパーフェクトに近い成績を残している。 追い込み一辺倒の脚質なら取りこぼす可能性もあるが、 前走のかきつばた記念ではデザーモが先行して押しきる 新しい面も引き出した。 1400メートル以下では必ず終い伸びてくる馬。 阪神ダートは未経験だが、 スタートして芝を走るコースはダート専用馬より 良いポジションが取れるはずだ。 7歳牝馬でも衰えは全くない。
　相手は阪神3戦3勝、1400メートル4戦4勝という ネオポリス。 前走で連勝はストップしたものの、安定したレース振りは重賞級。 暑さに弱いそうなので、パドックでは注意したい。 単穴はレイスズラン。 楽にハナに立てるようならうるさい馬だ。 鞍上が河内というのも侮れない。 以下、もどかしいレースの続くタヤスケーポイント、 3連勝はダテではないナイキアフリート、 地方の雄ブラウンシャトレー、武豊のハタノアドニス。
想定時の結論
◎ブロードアピール 〇ネオポリス ▲レイスズラン
△タヤスケーポイント △ナイキアフリート △ブラウンシャトレー　△ハタノアドニス


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