今週のデータ解析
第18回 エプソムC
3歳上オープン（ＧV）(別定・指定・混合)
6月10日 東京競馬場 芝左1800b　


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アクティブバイオ 57 岡部 ６１ ８５ ７４ ８８ ８５
アドマイヤカイザー 57 芹沢 ９２ ８５ ８８ ８８ ８１
イーグルカフェ 57 田中勝 ９１ ７４ ﾀﾞ８８ ﾀﾞ９４ 海H
グリーンブリッツ 57 デザーモ ８５ ８４ ８０ ８５ ９０ C
サイレントセイバー 57 加藤 ８６ ８２ ７８ ８３ ８７
ザカリヤ 57 北村 ８２ ８１ ﾀﾞ７０ ７２ ８４
ジーティーボス 57 小野 ８５ ﾀﾞ８３ ９３ ﾀﾞ８８ ８５ Y
トウショウノア 57 小林淳 ９０ ８３ ８１ ８０ ８７
トッププロテクター 57 和田 ８４ ９０ ８２ ９０ ８７
トーヨーデヘア 57 後藤 ９０ ﾀﾞ８５ 地I ８７ ﾀﾞ９１
ニホンピロスワン 55 河内 ８９ ７９ ８９ ９１ ９１ A
バンブーマリアッチ 57 坂井 ８６ ７４ ７１ ８６ ８９ D
ヒコーキグモ 57 蛯名 ８８ ６４ ８８ ９２ ８５ Z
ブラックタキシード 57 村田 ７３ ６１ ８５ ８２ ６４
マチカネホクシン 57 吉田 ８０ ８９ ８８ ﾀﾞ７９ ８３
リベレーション 57 二本柳 ８１ ８２ ８８ ８４ ８６
ルネッサンス 57 大西 ８１ ８９ ８４ ８６ ７３
ロサード 57 江田照 ７３ ８９ ９５ ８２ ９１ AX

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→総合力でロサード、ニホンピロスワン。
　　→先行力でアクティブバイオ、バンブーマリアッチ。


◆消去データ（過去10年）
 @前2走とも二桁着順だった馬
 　アドマイヤカイザー・ザカリヤ
A前3走とも4着以下だった馬（休養明け3戦目の馬を除く）
 　アドマイヤカイザー・イーグルカフェ・ザカリヤ・トッププロテクター
　ブラックタキシード・マチカネホクシン
B前3走とも2000b以上に出走し連対できなかった馬
 　バンブーマリアッチ
C前3走とも連対できなかった6歳以上馬
 　トウショウノア・バンブーマリアッチ
D重賞未連対の6歳以上馬、ＧT・ＧUで未連対の7歳以上馬
 　グリーンブリッツ・サイレントセイバー・トウショウノア・ヒコーキグモ
E前2走ともダート戦に出走していた馬
 　イーグルカフェ
F前走、非重賞戦未勝利の斤量2`以上増馬
 　グリーンブリッツ
　→クリアしたのはアクティブバイオ、ジーティーボス、トーヨーデヘア、
　　ニホンピロスワン、リベレーション、ルネッサンス、ロサード。


◆好走データ（過去10年）
 @前2走で勝利していた4歳馬
 　アクティブバイオ
A前走、重賞5着以内の馬
 　バンブーマリアッチ
B前々走5着以内→前走ＧU・ＧT出走の4歳馬
 　アクティブバイオ・トーヨーデヘア
　→データはアクティブバイオ、トーヨーデヘアを推す。

◆穴データ
 @ＧU連対経験馬
 　アドマイヤカイザー・ザカリヤ・ニホンピロスワン・ブラックタキシード・ロサード
A前2走で条件戦を勝った馬
 　アクティブバイオ・グリーンブリッツ
　→不振の格上馬、好調の新興勢力に注意。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率60％以上
 　グリーンブリッツ・ザカリヤ
A芝1800b連対率66％以上
 　アドマイヤカイザー・ルネッサンス・ロサード
B重・不良馬場2連対以上
 　グリーンブリッツ・バンブーマリアッチ
　→バンブーマリアッチは重馬場【２１００】、ロサードは【０００３】。



時計勝負なら出番！　鋭脚ロサード

レース概況
　平成8年にハンデ戦から別定戦に変更された。 しかし、安田記念と宝塚記念の狭間にあるためか一線級の参加は少なく、 格下からの挑戦馬や重賞で大敗していた馬の好走も目立つ。 1番人気は【６０１３】だが、2番人気【０１２７】、 3番人気【１２１６】、4番人気【００１９】と 1番人気以外の上位人気馬の信頼性は乏しい。 馬連平均配当は10,020円で、万馬券は3度も飛び出している。 東京は最終週。 今週は移動柵が内に4b移動してA2コースに替わる。 天気予報では降雨はなく、 土曜はレコードも記録されており、時計勝負になると思われる。

今週の結論
　6月、本州は梅雨入り。 週の半ば、東京は激しい降雨に見舞われ、 飛行機も相次いで欠航や遅れが出た。 当日、出張していた私は昼すぎの便に定刻で乗れたものの、 大幅に遅れた次の便に乗った同僚はヒヤヒヤしながら帰ってきたようだ。 そのような天気だったので、 府中の馬場も相当に荒れているのではないかと勘ぐっていたが、 土曜のレースでは好タイムが続出。 重馬場得意の馬たちにとっては、目論見が外れた格好になった。 梅雨の中休みを誰よりも歓迎しているのが ロサード陣営だろう。 不良になれば一枚の馬券もいらないと考えていたが、 高速決着になれば中心視せざるを得ない。 1800メートルは京阪杯勝ちを含め重賞3連対、 府中もダービー6着の実績があり苦にすることはない。 追い込み一辺倒の脚質からか惜敗が続いているが、 前走では前々で競馬する新境地も開拓した。 これまで戦ってきた相手はＧT級の馬ばかり。 レベルの低いＧVならじっくり構えても差しきることができるはずだ。 このレース3勝の江田照の手綱も心強い。
　相手はブリンカー装着で一変を狙う トーヨーデヘア。 NHKマイルCで2着したこともある実力馬だが不振のレースが続く。 それでも前々走のダービー卿CT3着は復調を予感させるものだった。 単穴はアクティブバイオを指名する。 距離は短い気もするが、データ的には不気味な一頭。 ロードクロノスの回避で岡部を確保できたのも良い流れだ。 連下に名手デザーモのグリーンブリッツ、 復活を賭けるイーグルカフェ、 毎日王冠2着のアドマイヤカイザー。 その他、伏兵馬も多く当日の気配次第で手広く流したい。


確定後の結論
◎ロサード 〇トーヨーデヘア ▲アクティブバイオ
△グリーンブリッツ △イーグルカフェ △アドマイヤカイザー　
△サイレントセイバー　△ニホンピロスワン


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