＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

時は来たり　トップロード再び栄光を

今週の結論
　去年、Ｇ�Tを総なめしたテイエムオペラオーの敗戦で、 一気に混沌としたムードに包まれた天皇賞。 オペラオーの取捨選択が予想の焦点になる。 前走の大阪杯は距離不足、高速決着、競り込まれる厳しい展開など 幾つかの敗因があげられるが、 最大の不安は「精神的に燃え尽きていないか」ということ。 追いきりを見ると、前走より状態は回復しているものの 全盛時のデキにないことは確か。 今年はスローの上がり勝負になりそうもなく、 距離延長を考慮しても連を外すことも十分ある。 本命は菊花賞馬ナリタトップロード。 前走の阪神大賞典は8馬身差のレコード圧勝で 完全復活を印象づけた、 前半を59秒8というハイペースを自ら動いたのだから、 阪神大賞典の勝利には高い価値がある。 この馬がオペラオーよりも優秀なのは息長く使える末脚だ。 ハイペースの高速決着になるほどトップロードにとって 有利になるだろう。 去年、トップロード陣営は辛酸を舐めさせられてきた。 特に主戦の渡辺は有馬記念で降板させられるなど、 屈辱の１年間だったはずだ。 臥薪嘗胆、打倒オペラオーを諦めなかった男たちに 最高の舞台が訪れようとしている。
　相手は天皇賞初出走のマル外となる メイショウドトウ。 人気は二強の陰に隠れた格好だが、 宝塚、天皇賞秋、JC、有馬と4連続Ｇ�T連対中の実力馬。 大崩れしない勝負強さがあれば、 未知数の距離も克服できるはずだ。 単穴はエアシャカール。 大阪杯はトーホウドリームの急襲には屈したものの、 JC大敗の影響が癒えていることを示す2着。 調子も良さそうで、後方一気の競馬に徹すればチャンスもあるだろう。 連下にオペラオー、意外性の後藤が乗るアドマイヤボス、 穴ならメジロランバート。

確定後の結論
◎ナリタトップロード 〇メイショウドトウ ▲エアシャカール
△テイエムオペラオー △アドマイヤボス △メジロランバート

小市民イヌのひとり言予想

　 いよいよＧＷに突入。といっても何も予定がないので家の掃除と近所の散歩程度で終 わってしまいそう。でもこれが一番お金がかからない過ごし方。不景気でボーナスも 減ってる状況では旅行なんてできないし、丁度いいのかも。それにしてもＧＷと年末 年始の飛行機・宿は不当に値段を吊り上げてないか？？
　森政権もやっと終わり、小泉内閣がスタートした。「国民の圧倒的な支持を受け」と 言われているが、都道府県連が参院選を戦える総裁を選んだだけのこと。解散総選挙 もしないで「国民の支持」はないだろう。しかし、せっかく改革をやる気のある人が 総理になったのだから、期待したい。森さんに匹敵する失言をして謹慎していた外相 にはくれぐれも言動にご注意を。今回の組閣では長年主要ポストを割り当てられてい た橋本派が「冷遇」され、留任は多いが新鮮な顔ぶれになった。世代交代の時期なん だなぁ。オペラオー時代もそろそろ終わりかも。◎はエア。 新しい人の活躍が目立つ中、大リーグでは野茂が３勝目。ここ２年ほど成績が芳しく なかったが、今年は完全復活の様子。天皇賞にも実績はあるが２年くらい芳しくな かった馬が一頭。注目してみよう。

◎エアシャカール　○ナリタトップロード　▲セイウンスカイ
△テイエムオペラオー　△メジロランバート　△マックロウ

負師パンダの二重丸

　ここ何年か、馬券的には非常につまらないレースとなっていた天皇賞。しかし、 今年は違う。全くの圏外という馬がおらず、まさにどこからでも狙えるレース。春の G1シリーズの中で一番面白いレースといっても過言ではないかもしれない。 そんな混戦レースの原因を作ったのは、やはり王者テイエムオペラオーの敗戦。こ こもこの馬の取捨が一番のポイントとなる。しかし結論的には「走ってみないとわか らない」というのが正直な感想。前走の敗因が単なる仕上がり不足だったとして、叩 いての上積みが見込めるとしても、正直昨秋の天皇賞の状態までは戻って来まい。ま た、前走の敗因が巷で囁かれているような気力の減退にあるとすれば、さらに不安が 増す。力は認めてもここは対抗どまりの評価にしたい。
　本命はナリタトップロード。正直に言えば、この馬を本命にするのはかなり怖 い。前走で久しぶりに吹っ切れた騎乗を見せたとはいえ、あのレースはメンバーが非 常に軽く、テイエムもいなかったために小細工をする必要のなかったレース。メン バーが揃い、テイエムもいる中で前走のような思い切ったレースが渡辺に出来るのか ？といえば、かなりの疑問。しかし、今回もハイペースが予想され、切れ味で劣る分 をスタミナでカバーできる展開はこの馬にとっては絶好の展開。鞍上でなく、馬を信 じて本命に押す。
　大阪杯組では、蛯名でも力を発揮出来ることがわかった▲エアシャカールを単穴 に。アドマイヤボスは人気先行と中距離型に見える体型を嫌って無印。同様に、2200 辺りがベストに見えるメイショウドトウ、穴党が押すマックロウもハイペースでなし 崩し的に足を使わされると見て無印。それよりはばてない先行2頭、△サンエムエッ クス、タガジョーノーブルを穴に一考。
　

◎ナリタトップロード　○テイエムオペラオー　▲エアシャカール　
△サンエムエックス　△タガジョーノーブル