＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

三冠への第一歩　速さも強さもタキオン1番

今週の結論
　この一週間、三冠をとると言われている不動の本命馬の 粗ばかり探してきた。しかし、考えれば考えるほど、 それが邪推でしかないことに気付いた。素直に アグネスタキオンの強さに敬意を払いたい。 2000メートルのデビュー戦では、上がり33秒8の 驚異的な差し脚を繰り出し独走。 2戦目のラジオたんぱ杯ではクロフネ、 ジャングルポケットを尻目にレコード勝ち。 不良馬場が心配された弥生賞でも、5馬身差をつけて圧勝した。 タキオンは速さと強さを兼ね備えた、 理想のサラブレッドに近い存在なのかもしれない。 中間、馬体回復を念頭に調教をセーブしたようだが、 追いきりの動きを見る限り、調子落ちという感じは見受けられない。 近年、弥生賞馬の成績は不振だが、 タキオンならジンクスを覆せるはずだ。
　相手はフサイチコンコルドの半弟、ボーンキング。 京成杯を勝ったものの、弥生賞ではタキオンに完敗。 意外に印はついていないが レース毎に成長を重ねるタイプで、 前走以上の力を発揮できるはずだ。 2000メートルの競馬を使われてきたローテーションも好感が持てる。 三番手にジャングルポケットか。 実力はタキオンと互角とみるも、 共同通信杯以来のぶっつけ、最内枠のふたつのハンデを背負った。 陣営の狙いは皐月よりもダービーに主眼があるようで、 馬券的にタキオンとの1点勝負はリスクが大きいのではないか。 2着は紛れるとみて薄く広く流すのも良い。 素質はすばらしいダークウィザード、 叩き上昇ミレニアムバイオ、4勝ダンツフレーム、無欲でビッグゴールド。

確定後の結論
◎アグネスタキオン 〇ボーンキング ▲ジャングルポケット
△ダークウィザード △ミレニアムバイオ △ダンツフレーム　△ビッグゴールド

小市民イヌのひとり言予想

　先週末、花見に嫁と京都へ。 丁度見頃で、鴨川や哲学の道などを満開の桜の下散策し、 日頃のストレスはすっかりどこかへ。清水寺ではあのイアン・ソープに遭遇、 しっかり握手して記念写真も撮らせてもらい、嫁は大満足。 スイマーの端くれとしてはちょっと興奮、でも嫁のはしゃぎ様にやや嫉妬。 うーん、でもなかなか楽しい旅行だった。 さて、ようやく候補者が出揃った自民党の総裁選。 「内閣総理大臣」って顔してるのは、やはり橋龍かな。断じて亀井ではない。 ま、総理は顔で選ぶものじゃないので、良識ある議員さんと党員の皆さんでしっかり 選んで下さい。今年中に辞めることのないように。 でも、なんだかんだ言っても最後は小泉・橋本の一騎打ち。 皐月もやっぱり一騎打ち。どっちも前回対戦からの巻き返しを期待。

◎ジャングルポケット ○アグネスタキオン　

負師パンダの二重丸

　アグネスタキオン断然ムードの皐月賞。しかし、 ジャングルポケットと下馬評ほどには差があるとは思えない。 初の直接対決となった暮れのラジオたんぱ杯。 ここでのコンマ4秒差が2頭の評価を決定付けるものになっているが、 この時、休み明けのジャングルに対してアグネスは一番動ける新馬直後の叩き2戦目。 共同通信杯で更なるパワーアップを見せ付けたジャングルは アグネスと差なく互角の2強を形成しているものと見る。
　そんな中で皐月賞に関しては◎アグネスタキオンを上位視。確かに軽めの中間、 Dコースでの追い切り拒否、坂路での追い切りの遅れなど 極悪馬場の弥生賞の疲れが心配される面がある。 しかし、1週前はDコースできっちりと追えているし、 中間の軽めはダービーを見据えて馬体の回復を図ってのもの。 上積みは見込めないとしても前走から平行線であれば連対は外さない。
　対抗はジャングルポケット。イヌと一緒に後楽園で見た前走の破壊力はまさに衝撃的。 しかし、この馬は直線内に刺さるなどまだまだ若さを残す上、中山の悪い馬場も 未経験。さらに多頭数競馬の最内枠と今回に関しては不利な条件が揃った。単勝の妙 味はあるものの2強が崩れるとしたらこの馬の方であろう。 馬券的には2強の1点でほぼ間違いないとみるが、あえて穴を探すとなれば ダンツフレーム、ミレニアムバイオ、ダークウィザードまで。
　

◎アグネスタキオン　○ジャングルポケット　　
△ダンツフレーム　△ミレニアムバイオ　△ダークウィザード