今週のデータ解析
第17回 マイルＣＳ
4歳上オープン（ＧT）(国際・指定)
11月19日 京都競馬場 芝右1600b　



馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アグネスデジタル 55 的場 ７２ 地@ 地M ﾀﾞ１１５ ﾀﾞ１０２
アンブラスモア 57 須貝 ９０ ９２ ９７ ９３ ８５ Y
エイシンプレストン 55 福永 ８２ ７１ ７８ ８２ ９０
キングヘイロー 57 柴田善 ９３ ７７ ８８ ８７ ８４
ジョービッグバン 57 山田和 ８９ ８８ ８４ ９１ ８７
シンボリインディ 55 ペリエ ８３ ８５ ９２ ８１ ９６
スギノハヤカゼ 57 芹沢 ８０ ６９ ８３ ９１ ８４
ダイタクヤマト 57 江田照 ８０ ９５ ８７ １０１ ９８ BX
ダイタクリーヴァ 55 高橋亮 ７６ ８０ ８２ ６２ ９７ D
ダイワカーリアン 57 田面木 ７５ ９４ ８８ ８９ ９９ AZ
ビッグサンデー 57 宝来 ７４ ８３ ８５ ９２ ７６
ビーチフラッグ 53 四位 ﾀﾞ７８ ７２ ７９ ６３ ８４
ビーマイナカヤマ 57 鹿戸 地@ 地@ ﾀﾞ９１ 地B 地@
ブラックホーク 57 横山典 ９２ ８６ ８３ ９２ ９８ B
マイネルマックス 57 佐藤哲 ７９ ７７ ８８ ８７ ９４
ミッドナイトベッド 57 河内 ８７ ８６ ７７ ９２ ８６
メイショウオウドウ 57 飯田 ９２ ８６ ８４ ６９ ９０
ヤマカツスズラン 53 池添 ５９ ７２ ７５ ６９ ７４

表の見方
数字はスーパーパドック2000から算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近２走から４走の指数の高かったものです。 このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については (株)ニシダ・スピード指数研究会でご確認ください。

データは過去10年が対象

消去馬
@マイル戦で連対のない馬

ミッドナイトベッド・メイショウオウドウ→×

A前走が1200bか2200b以上だった馬

スギノハヤカゼ・ブラックホーク→×

B前走、ダート戦に出走していた馬

アグネスデジタル・ビーマイナカヤマ→×

C前走、未連対の7歳以上馬

スギノハヤカゼ・ビッグサンデー・ブラックホーク・ミッドナイトベッド→×

DスワンＳで二桁着順だった馬

キングヘイロー・ビッグサンデー・ビーチフラッグ→×

E4ヶ月以上の休養馬

ジョービッグバン→×

Fローカルからの転戦組

アンブラスモア・ビーチフラッグ→×

好走馬
@連勝馬

ダイタクヤマト・ダイワカーリアン→○

A古馬マイルＧTの連対経験馬
キングヘイロー・ビッグサンデー→○

B富士Ｓ（去年までのアイルランドＴに該当）の勝ち馬
ダイワカーリアン→○

穴馬
@重賞の勝ちのある牝馬

ヤマカツスズラン→○

A4歳ならマイル重賞、ＧU勝ちのある馬
エイシンプレストン・ダイタクリーヴァ・ヤマカツスズラン→○



忘れちゃ困る　大駆け王者ヘイロー

今週は予想を早めにUPしようと思っていたが、 幾ら頭を捻ってみても勝ち馬がイメージできない。 私の貧困な想像力はもちろんだが、 一長一短のメンバー構成も大きな原因だ。1200ベストのブラックホーク、 人気を背負って二走ボケの心配のあるエイシンプレストン、 どこまで信頼して良いか分からない4歳ダイタクリーヴァ、 勝っても勝っても印はつかないダイタクヤマトにダイワカーリアン…。 タイキシャトル、エアジハードが抜け、 マイル戦線は王者なしの下剋上の時代が続いている。

走るか走らないのか分からないのがキングヘイロー。 3歳からクラシック候補として期待されながら、4歳を無冠で終わった。 その後、ダート、マイルへと活路を見出そうとするが、 ＧTへは手が届かなかった。 そして今春、やっと手に入れたＧTタイトルは1200の高松宮記念。 ダービーでスペシャルウィークとの1点大勝負をした私としては、 実はスプリンターでしたとの結論に拍子抜けしたものだ。
とは言え、マイルは東京新聞杯1着、マイルＣＳ2着、 安田記念3着と実績を残している。 この馬は斤量、馬場、展開と様々な条件が揃わなければ好走しない馬。 今秋のスプリンターズＳは馬場、スワンＳは斤量に敗因を求められる。 逆に言えば、条件さえ揃えば大駆けもありうるということ。 人気は他馬に集中するであろう今回は、 気楽な競馬ができるはずだ。 去年、エアジハードに迫った脚を再現できれば、勝ち負け。 流れもハイペース必至で折り合いを心配する必要もなく、 柴田善臣の手綱に期待したい。
相手は右回りのマイル戦は不敗のシンボリインディ。 スワンＳではスタートで出負けしながら、4分の3馬身差の2着。 4歳秋に崩したリズムが、 京成杯AH勝ちで戻ってきた。鞍上は世界のペリエ。 NHKマイルＣ馬の看板に恥じないレースができるはずだ。
単穴にはダイタクリーヴァ。 富士Ｓでは輸送減りでマイナス12キロと本調子を欠いたものの、 好位から競馬をして1馬身差の3着に踏みとどまった。 皐月賞で二冠馬エアシャカールとクビ差の競馬をしているように、 実力はこの世代のトップレベルにある。 シンザン記念の強烈なレースが忘れられない。
連下は3歳チャンプのエイシンプレストン、 実力馬ブラックホーク、真価が問われるダイタクヤマト、ダイワカーリアンなど。

確定後の結論
◎キングヘイロー 〇シンボリインディ ▲ダイタクリーヴァ
△エイシンプレストン △ブラックホーク △ダイタクヤマト　△ダイワカーリアン




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