今週のデータ解析
第61回 菊花賞
4歳オープン（ＧT）(定量・指定)
10月22日 京都競馬場 芝右3000b　牡57kg・牝55kg



馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アグネスフライト 57 河内 ６６ ５３ ７４ ７７ ８８ A
エアシャカール 57 武豊 ８１ ８２ ７７ 海D ８８ AZ
エリモブライアン 57 藤田 ７６ ６５ ７７ ７０ ８３
カリスマシルバー 57 小林徹 ４８ ﾀﾞ６１ ﾀﾞ６８ ７４ ﾀﾞ７０
クリノキングオー 57 幸 ５５ ７５ ６５ ６４ ８１
ケージージェット 57 佐藤哲 ６７ ６９ ６２ ７５ ８４
ゴーステディ 57 吉田 ２６ ５４ ７８
ジョウテンブレーヴ 57 蛯名 ７９ ７３ ７９ ７０ ８７ D
スプリームコート 57 四位 ６８ ６１ ６８ ﾀﾞ７１ ﾀﾞ８２
ダイワバーミンガム 57 柴田善 ６４ ６７ ６５ ６３ ７４
トップコマンダー 57 松永幹 ６６ ７６ ６２ ６４ ７５
トーホウシデン 57 田中勝 ６１ ６９ ６６ ７２ ８８ A
ヒシマジェスティ 57 角田 ４２ ６９ ４９ ８３ ７６ X
フェリシタル 57 高橋亮 ７７ ７９ ６９ ８３ ８４ X
ホワイトハピネス 57 小原 ５５ ５０ ６２ ８５
マイネルビンテージ 57 熊沢 ６９ ６７ ５９ ６９ ８２
マッキーローレル 57 本田 地H 地A 地@ 地@ ８７ D
ヤマニンリスペクト 57 福永 ６９ ７８ ６７ ６９ ８３
ロイスジュニア 57 後藤 ５１ ６４ ７４ ７９ ７１

表の見方
数字はスーパーパドック2000から算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近２走から４走の指数の高かったものです。 このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については (株)ニシダ・スピード指数研究会でご確認ください。

データは過去10年が対象

消去馬
@前走、1800b以下に出走した馬

カリスマシルバー・ゴーステディ→×

A前走、ダート戦使用馬

カリスマシルバー・スプリームコート→×

B皐月賞かダービーで二桁着順だった馬

クリノキングオー→×

C前走、重賞以外で未連対だった馬

トップコマンダー・ヤマニンリスペクト→×

DＧT馬を除き、前3走とも未連対の馬

ジョウテンブレーヴ・トップコマンダー・ヤマニンリスペクト→×

好走馬
@前3走とも連対を確保していた馬

アグネスフライト→○

A先行してダービー着内だった馬
トーホウシデン→○

B皐月賞馬・ダービー2着馬
エアシャカール→○

穴馬
@古馬混合の900万特別を勝っていた馬

ケージージェット・ヒシマジェスティ→○

A重賞連対馬
エリモブライアン・ジョウテンブレーヴ→○



咲かせよ大輪 　シデンこそ菊の血脈

クラシックの最終関門、菊花賞。 「強い馬が勝つ」のが定石の3000メートル戦だが、 今年は日程が半月繰り上がった影響がどうでるだろうか。 菊への最短距離にあった京都新聞杯が春へ移行し、 トライアルはセントライト記念と神戸新聞杯だけになった。 しかも両レースの勝ち馬が出てこないのだから、 頭を悩ませる。 スプリンターズＳ、秋華賞のような大波乱もありうるのだろうか。

人気はダービー上位組が集めている。 今年のダービーは稀にみるハイペースとなったおかげで、 勝ったアグネスフライトから1秒以内にゴールしたのは 6着のジョウテンブレーヴまで。 スピード、スタミナが要求されたダービーで上位入線した馬は、 それだけ高い力が備わっていたということになるだろう。
1、2着のアグネスフライトとエアシャカールが後方待機だったのに対し、 先行6番手から4着に粘ったのがトーホウシデン。 勝ち馬との5馬身差はペースが変わっても逆転できなかっただろうが、 一夏を越して成長した今なら差はもっと少ないはず。 流れが緩やかになる菊花賞はダービーよりも走りやすい。 父ブライアンズタイム、母の父ブラッシンググルームの配合は マヤノトップガンと同じ。 祖母の父はニジンスキーで大舞台に強い血脈が重ねられている。 トップガンも夏を越して急成長し、トライアル2着から菊を制した。 2騎のＧT馬を逆転できる可能性は十分にあるとみる。
相手はアグネスフライト。 前走は直線一気の脚質から一転、 菊を意識して好位からのレース。 神戸新聞杯はフサイチソニックの後塵を拝したが、 1000メートルも短い、 別の競馬場で行われたトライアルの着順を気にする必要もあるまい。 ただ、若葉Ｓで見せた精神面の脆さには一抹の不安があるが、 デビュー2戦目だったことを考えれば杞憂か。
三番手はエアシャカール。 内にもたれる悪癖はダービー以来、直らないが、 データ的には菊に相性に良い皐月賞馬。 武豊がまともに走らせれば勝ち負けなのだが。
連下は底を見せていないヒシマジェスティ、 父譲りの末脚が怖いホワイトハピネス、 地方からやってきたマッキーローレル。

確定後の結論
◎トーホウシデン 〇アグネスフライト ▲エアシャカール
△ヒシマジェスティ △ホワイトハピネス △マッキーローレル




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