今週のデータ解析
第34回 スプリンターズS
4歳上オープン(GT)(国際・指定・定量)
10月1日 中山競馬場 芝右1200b 



馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アグネスワールド 57 武豊 98 98 92 海A 海@ X
キングヘイロー 57 柴田善 95 ダ86 93 77 88
ジョーディシラオキ 53 北村 45 ダ58 73 88 85
シンボリインディ 57 岡部 ダ93 84 83 85 92 B
スギノハヤカゼ 57 芹沢 90 80 69 83 91
タイキトレジャー 57 後藤 87 86 ダ78 86 98 A
タイキブライドル 57 郷原 75 90 92 91 86
ダイタクヤマト 57 江田照 86 86 80 95 87 Z
ビハインドザマスク 55 福永 77 81 94 86 92 B
ブラックホーク 57 横山典 97 92 86 83 92 B
ブロードアピール 55 松永幹 89 82 ダ99 88 86
ベストオブザベスト 57 ホワイト 海B 海@ 海D 海B 海@
マイネルマックス 57 佐藤哲 89 92 79 77 88
マイネルラヴ 57 蛯名 76 93 88 76 89
マサラッキ 57 藤田 87 91 97 88 88 Y
ユーワファルコン 55 中館 ダ44 ダ53 ダ52 ダ73 81

表の見方
数字はスーパーパドック2000から算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の高かったものです。 このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については (株)ニシダ・スピード指数研究会でご確認ください。

連対データは過去10年が対象

消去馬
@前2走に着内のない馬の連対なし

ジョーディシラオキ・マイネルマックス→×

A重賞勝ちのない馬(1200b戦無敗馬を除く)

ダイタクヤマト→×

B7歳以上の高齢馬

スギノハヤカゼ・ブラックホーク ・ブロードアピール・マサラッキなど→×

C前3走ともマイル未満に出走し1着のなかった馬

ジョーディシラオキ・スギノハヤカゼ・ ダイタクヤマト・マイネルラヴ・マサラッキ→×

D6ヶ月以上の休養馬

ベストオブザベスト・マサラッキ→×

好走馬
@前年の同レース連対馬

アグネスワールド・ブラックホーク→○

A1、2番人気の共倒れなし
アグネスワールド・ブラックホーク→○

B1200から1600bGT勝ち馬
キングヘイロー・マイネルラヴなど→○

穴馬
@マイルGTで着内経験のある馬

シンボリインディ・マイネルラヴ→○

A4歳馬
ジョーディシラオキ・ユーワファルコン→○



ニッポン凱旋 アグネスが金メダル獲る!

今年から暮れから初秋へ時期を移行して行われるスプリンターズS。 このサイトでも再三、指摘しているように、 有力馬に真夏の調教を強いる過酷さ、 トライアルの不備など問題点は多い。 レースの性格が一変する可能性もあり、 今までのデータもどこまで通用するか未知数だ。

夏からの連続開催で芝の痛みの激しい中山コース。 今週は仮柵が外され、 内側6メートルだけに高速グリーンベルトが出現する。 内枠の先行馬にとっては大きなアドバンテージ、 逆に外を通らなければならない差し、追いこむ馬は不利な展開になる。 以前、同じような状況だった皐月賞では、 セイウンスカイがキングヘイロー、スペシャルウィークを尻目に逃げきった。 距離は違うが、先行有利な展開になることは間違いない。
ならば、実績馬の中でも先行力の光るアグネスワールドを中心に据えたい。 去年はアベイユドロンシャン賞で、 今年はジュライCで海外GTを制覇。 スプリント戦なら能力は世界一であることを立証したが、 国内GTのタイトルはまだない。 去年のスプリンターズSではマイネルラヴに執拗に絡まれて2着、 今年の高松宮記念は苦手の左回りが災いして3着。 だが、今回は不安材料はなく、 先行有利の馬場であれば後続を完封できるはずだ。 夏の小倉で日本レコードを樹立したように、 本質的に寒い季節は走らない馬。 施行時期の移動もこの馬にとってはプラス。 このレースを手土産にBCスプリントへ殴り込みをかける。
相手はブラックホーク。 高齢馬の好走がないレースだが、 馬体はまだまだ若い。 前走のセントウルSから斤量が軽くなる今回は、 勝ち馬のビハインドザマスクよりも先着するだろう。
単穴は香港の刺客、 ベストオブザベスト。 香港での18戦はいずれも1400b以下というスプリントのスペシャリスト。 安田記念を勝ったフェアリーキングプローンを三度負かしており、 JC2着のインディジェナスよりレイティングは2`上。 半年の休養明けは心配だが、ひょっとすると一番強いかもしれない。
以下、上がり馬ビハインドザマスク、 4歳でもユーワファルコン、 能力が開花したタイキトレジャーなど。

想定時の結論
◎アグネスワールド 〇ブラックホーク ▲ベストオブザベスト
△ビハインドザマスク △ユーワファルコン △タイキトレジャー





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