今週のデータ解析
第61回 オークス
4歳（ＧT）(牝馬・指定・定量)
5月21日 東京競馬場 芝左1600b　牝55kg



馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
オリーブクラウン 55 高橋亮 ５５ ５３ ７０ ７４ ７１
カリスマサンオペラ 55 和田 ６１ ６８ ７２ ６８ ７０
グランパドドゥ 55 河内 − ７８ ７６ ７８ BY
グロウリボン 55 田中勝 ６４ ５９ ５４ ６４ ４８
サイコーキララ 55 石山 ６７ ７４ ７２ ７７ ７７
サニーサイドアップ 55 後藤 ５５ ７４ ７１ ７５ 取消
サマーベイブ 55 柴田善 ６１ ６７ ６７ ６０ ５９
ジョーディシラオキ 55 武幸 ６２ ５９ ６１ ６９ ７１
シルクプリマドンナ 55 藤田 ﾀﾞ５９ ﾀﾞ８２ ７３ ７８ B
スギノフォルモーザ 55 的場 ﾀﾞ３７ ﾀﾞ８６ ６３
チアズグレイス 55 松永幹 ７０ ７２ ７１ ５９ ８０ A
バイラリーナ 55 小林淳 ４１ ５５ ﾀﾞ５８ ６０ ６１
フサイチユーキャン 55 千田 ６５ ７５ ﾀﾞ６２ ﾀﾞ５５ ６９
フューチャーサンデー 55 横山典 ﾀﾞ５０ ７９ ６４ ６９ X
マニックサンデー 55 武豊 １３ ﾀﾞ５９ ﾀﾞ５１ ７１
マヤノメイビー 55 四位 ３２ ６５ ７２ ７８ B
リビングデイライツ 55 中館 − ﾀﾞ４９ ﾀﾞ７２ ﾀﾞ４２ ５１
レディミューズ 55 岡部 ﾀﾞ４９ − ﾀﾞ４７ ７８ ６５ Y

表の見方
各レースごとの数字はスーパーパドックVから算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近２走から４走の指数の高かったものです。 また、このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については スーパーパドックONLINEでご確認ください。

消去馬
@キャリア10戦以上の重賞未勝利馬

グロウリボン・サニーサイドアップ→×

Aキャリア３戦以下馬

スギノフォルモーザ→×

B忘れな草賞組以外の重賞未連対馬

グロウリボン・サマーベイブ・スギノフォルモーザ
・バイラリーナ・フサイチユーキャン・リビングデイライツ→×

C桜花賞８着以下からの直行馬

オリーブクラウン・ジョーディシラオキ・→×

D４歳牝馬特別着外馬

スギノフォルモーザ・レディミューズ→×

好走馬
@桜花賞を外枠で好走した差し馬

サイコーキララ・マヤノメイビー→○

A桜花賞２、３着から直行した馬
シルクプリマドンナ・マヤノメイビー→○

B連対率100％馬
グランパドドゥ→○

穴馬
@ダート戦勝利馬

シルクプリマドンナ・スギノフォルモーザ・バイラリーナなど→○

A忘れな草賞３着以内馬
グランパドドゥ→○



樫に舞え！ グランパドドゥ艶やかに

牝馬クラシック第二弾、樫の女王を決めるオークス。 桜花賞から一気に４ハロンも距離延長されるオークスは、 完成途上の牝馬にとって非常に過酷なレースだ。 すべての力を使い果たしてしまう馬も少なくない。 それだけにオークスこそ最強牝馬を決めるレースと言っても過言ではない。 今年は桜花賞で大本命のサイコーキララが負けたことで 例年以上に混戦模様。 勝ったチアズグレイスやマヤノメイビー、シルクプリマドンナ以下、 力の比較が極めて難しい。 また、トライアルや別路線から新勢力の台頭もあり、 狙いを立てればどの馬からでも入っていけそうなほどだ。

百花繚乱のなかでも注目したいのがグランパドドゥ。 桜花賞は間に合わなかったが、 同日に行われた忘れな草賞を３馬身半差で快勝した。 この時のタイムは翌週の古馬準オープンを凌ぐもので、 馬場差を考えても優秀なものだ。 母はローズＳを勝ちエリザベス女王杯で一番人気に支持されたスターバレリーナ。 スピードの勝った中距離馬だったが、 その娘も2000b近辺がベストのようだ。 2400bは他の馬と同様に未知数だが、 マイル以下の経験しかない桜花賞組より2000bを連勝してきたグランパドドゥのほうが、 距離に関しては一日の長があるのは間違いない。 中間の本数が少ないのはやや不安だが、 今週の追い切りを見る限りは前走のデキをキープしていると判断する。
相手は桜花賞３着のシルクプリマドンナ。 早田牧場産、 ブライアンズタイムとノーザンダンサーの配合はナリタブライアンと同じで 血統的な奥深さを感じさせる。 ダート1800bでデビューしたように距離に不安もなく、 むしろ桜花賞より力を発揮できるのではないか。 前走、１、２着との差もサイコーキララをマークしたことと落ちついた流れが原因で、 力量的には互角以上とみる。
三番手には年明け初戦の桜花賞で２着に食い込んだマヤノメイビー。 阪神牝馬３歳Ｓや桜花賞のレースぶりは、 巧く乗ってさえいれば両方とも勝てたとも見えた。 距離延長は歓迎のクチではないが、 脚質からこなせないことはないだろう。 鞍上が四位に替わるのもプラス。
連下にチアズグレイス。 ＧTを勝った割に人気は上がらないが、 桜花賞はフロックだけで勝てたものではない。 馬券的には以上の四頭の組み合わせを推奨するが、 印をつけるならバイラリーナ、フューチャーサンデーか。

確定後の結論
◎グランパドドゥ 〇シルクプリマドンナ ▲マヤノメイビー △チアズグレイス
△バイラリーナ △フューチャーサンデー




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