ディフェンディングチャンピオンを迎え撃つ中央代表は、 ５歳牝馬のゴールドティアラ。 昨秋のユニコーンＳでは人気薄ながら快勝、 秋華賞では大きく負けたが、暮れのシリウスＳを勝ちダート巧者ぶりをみせつけた。 前走の平安Ｓはオースミジェットの後塵を拝したが、 出遅れと先行有利の砂の浮いた馬場では負けて強しの評価が妥当なところ。 父シーキングザゴールドは日本でもシーキングザパール、マイネルラヴら芝でＧ�T馬を輩出しているが、 本質的にはミスタープロスペクター系らしくダートでスピードを生かすタイプ。 ＢＭＳもダンチヒ系のチーフズクラウンで、マイルのダート戦はうってつけの配合と言えよう。 今回はメイセイオペラを押さえての一番人気を背負うことになろうが、 鞍上が武豊なら余計なプレッシャーもあるまい。 ホクトベガに続く、ダートの女傑に輝いてほしい。
相手は芝路線から参戦してくるキングヘイロー。 今までダート未経験馬の連対はないが、 この馬のマイル適性と良積が寒い時期に集中している点に着目したい。 東京大賞典に登録があったように、早くから陣営にはダートに新天地を求める意向があった。 母が米国でケンタッキーオークスなどダートＧ�T７勝を挙げているならそれも当然か。 去年、東京新聞杯勝利でマイル適性を見出したように、 今回も新たな可能性を切り開くことができるかもしれない。
三番手にオースミジェット。 東京大賞典では８着と崩れたが、その他は安定した成績を収めている。 前走の平安Ｓのように雨が降って脚抜きがよくなるようなら、さらに注意が必要だ。
体調が疑問視されるメイセイオペラは連下まで。 以下、キョウエイマーチ、セレクトグリーンなど。


確定後の結論
◎ゴールドティアラ 〇キングヘイロー ▲オースミジェット △メイセイオペラ △キョウエイマーチ △セレクトグリーン

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